藤枝東高校が国立台南第一高級中学と姉妹校協定を締結しました

　令和6年2月22日、藤枝東高校で行われた、国立台南第一高級中学との姉妹校協定締結式の様子を取材しました。

留学生徒研修報告会

　藤枝東高校では、平成26年から台南地方の高級中学との短期交換留学を実施しており、コロナ禍でしばらく中断していましたが、今年度4年ぶりに再開されました。
　協定締結式に先立ち、昨年12月に約2週間の留学を体験した4人の1年生生徒による報告が行われました。
　学校生活や食文化、政治への関心における日本との違い、積極性やコミュニケーション能力の向上など、現地での経験を通じて学んだことや考えたことを生き生きと発表する姿が印象的でした。

国立台南第一高級中学との姉妹校協定締結式

　台南短期交換留学をはじめ、10年以上前から修学旅行で訪れるなど、藤枝東高校は台湾との交流を深めてきました。
　昨年4年ぶりの交換留学を実施した際に、台南第一高級中学の校長先生から協定に関する打診があり、このたび姉妹校として協定締結が実現しました。
　教員と生徒の相互訪問や学習活動の企画、教育プロジェクトの推進など両校の更なる発展のため、連携を強化し取り組んでいくことを取り交わしました。
　連携の第一歩として、7月に台南第一高級中学で開催される「SDGs学生会議2024」に藤枝東高校が招待されており、オールイングリッシュで基調講演の聴講や発表、交流を行う予定となっています。

留学生徒へのインタビュー

　締結式終了後、留学の報告を行った4人の生徒に話を聞くことができました。
　「日本では当たり前なことが海外ではそうではなく、当たり前の大切さに気づくことができた」「新しいことに挑戦したり、前向きに取り組む姿勢が身に付いた」など、2週間という短い期間ながらも濃密な時間を過ごしたことが伝わってきました。
　また、どの生徒も「今回の留学で学んだことを生かして、また海外に行ってみたい」と力強く語ってくれました。

「ふじのくにグローバル人材育成事業」について

　本県は今年度、文部科学省官民協働海外留学支援制度〜トビタテ！留学JAPAN新・日本代表プログラム〜拠点形成支援事業に採択され、探究活動を伴う県内高校生の留学を支援する「ふじのくにグローバル人材育成事業」を実施します。
　事業の詳細は、県教育委員会ホームページをご覧ください！

• 「ふじのくにグローバル人材育成事業」の詳細はこちら