農業・農村は、米や野菜などの生産の場としての役割だけではなく、農業が継続的に行われることにより、私たちの生活にいろいろな「めぐみ」をもたらしています。
静岡県の農業・農村の多面的機能評価額
1510.7億円/年
● 防災機能 ・・・ 549.0億円 ● 保養やすらぎ機能 ・・・ 581.4億円 ● 歴史文化継承機能 ・・・165.5億円 ● 環境保全機能 ・・・209.7億円 ● その他の機能 ・・・5.1億円
評価額 多面的機能の有する公益的な価値を金銭的に換算した額(県調べ)
◆「農」を通じた郷土愛の育成
磐田市の田原地区では、遊休農地を使い農作業や稲作体験といった小学生向けの農業体験活動を行っています。
▲稲刈り体験(磐田市)
◆若年層の関係人口の拡大
大学のゼミやサークルが農村地域で協働活動を行い、SNSで発信する取り組みを支援しています。
▲白橿の棚田での田植え(浜松市浜名区)
◆美しい景観の保全
日本を代表する「茶園と富士山」の眺望を有する富士市の大淵笹場では、美しい景勝地を未来に残すため、地元住民を中心に茶畑の保全に取り組んでいます。また、企業との連携により茶の間などのビュースポットを整備し、国内外の来訪者に魅力を発信しています。
▲美しい景観と茶娘(富士市)
「ふじのくに美農里プロジェクト」ホームページでは、農地などの保全に取り組む県内245の地区を紹介しています。
問い合わせ/県農地保全課 TEL/054(221)2713 FAX/054(221)2809
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