県議会だより第127号(8) ピックアップ委員会 常任委員会の質問と答弁から

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ページID1067394  更新日 2024年11月17日

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総務委員会

Q.県民の日の主要行事を「こども県議会」から「広聴広報課1Day体験」に変更した理由とその成果は。

A.「こども県議会」では参加生徒の発言時間が限られる等の課題があったため、生徒と知事が自由に意見交換できる「広聴広報課1Day体験」として内容の見直しを行った結果、参加者の満足度が約10%上がるなどの成果があった。

危機管理くらし環境委員会

Q.南海トラフ地震臨時情報に関する県民意識調査結果の評価と今後の取り組みは。

A.食料等備蓄の重要性に対する県民の理解度が高まっている一方、7日分以上を確保している人の割合が下がっていることが判明した。今後、地震防災センターや出前講座などを活用して防災対策の重要性を周知・啓発し、県民の防災意識をさらに高めていく。

文化観光委員会

Q.富士山静岡空港における国際線の運航状況は。

A.台北線は年末年始に3往復のチャーター便が決定、ソウル線は冬ダイヤから午前に週4便が増便し、中国へは杭州線が就航した。 また、東南アジアはベトナムとのチャーター便が決定。県内企業の進出が多いタイにもアプローチをしていくなど新規就航、運航再開および増便に向け取り組んでいく。

写真:台湾からのチャーター便(令和6年1月)
台湾からのチャーター便(令和6年1月)

厚生委員会

Q.電子処方箋の導入目標及び普及促進の取り組みは。

A.国の方針に基づき全ての医療機関、薬局での導入を目指し、現在の導入率の倍増を令和6年度の目標とする。普及促進については、デジタル技術の研修依頼があれば前向きに対応し、オンデマンドによる説明会等の配信や相談専用窓口の設置により電子処方箋のメリットを周知していきたい。

産業委員会

Q.駿河湾・海洋DX先端拠点化計画に基づく事業の内容と成果指標は。

A.マリンバイオやAI解析などデジタル技術を活用した先端的な研究開発への委託のほか、事業化検討段階の試作品の開発等を支援する。令和10年度に海洋関連産業の生産額を75億円、新規雇用者数を60人増加させることなどを目標に、関係者と連携して取り組んでいく。

建設委員会

Q.トンネル点検におけるデジタル技術の活用策は。

A.従来は通行規制をした上で、高所作業車から目視で確認し展開図を作成していたが、デジタル技術の活用により点検用車両が走行しながら画像を撮影し、AIでひび割れ等を確認の上、自動で展開図を作成できる。作業効率や点検精度向上等の効果を検証し、令和7年度以降、積極的な活用を検討していく。

文教警察委員会

Q.新県立中央図書館の整備費が当初計画時より大幅に増えた理由と今後の対応は。

A.資材価格の高騰、賃金や輸送コストの上昇等が主な要因である。整備に当たっては、建設費等の約二分の一に国の交付金を充当するなど財源の確保に努める。今後は、移転経費等の節減、クラウドファンディングの活用によるさらなる財源の確保や完成後の運営経費の縮減にも努める。

写真:新県立中央図書館(完成イメージ)
新県立中央図書館(完成イメージ)

このページに関するお問い合わせ

静岡県議会政策調査課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2559
ファクス番号:054-221-3572
gikai_chousa@pref.shizuoka.lg.jp