令和5年12月定例会決議（令和5年12月6日可決）

「東アジア文化都市2023に関連し発展的に継承する拠点を三島市内に置きたい旨の知事の発言」に関する決議

令和5年12月6日

本文

 令和5年10月12日の県内商工会議所会頭との懇談会における「東アジア文化都市2023に関連し発展的に継承する拠点を三島市内に置きたい旨の知事の発言」に関し、総務委員会で閉会中調査を行った結果、知事の発言は不用意であることが明らかとなった。
 知事の発言等に対しては、県当局は「外部に出す段階ではない」、「知事の発言に正直驚いた」などと述べ、また当該国有地を所管する東海財務局は「県の利活用の方針は検討中であり方向性が見えた段階で相談があると聞いている」との認識を示すなど、「詰めの段階」と言えるものではない。
 何も決まっていないことを「詰めの段階」などとする発言が、県議会や県当局はもとより、関係する多方面に混乱をもたらしたことは事実である。
 よって、知事は、「三島を拠点とした東アジア文化都市の発展的継承センター」、「詰めの段階」との発言を速やかに訂正するとともに、知事としての発言の重みを十分に意識し、今後は決して、軽率、不用意な発言をしないよう改めて求める。
 以上、決議する。