平成24年12月県議会定例会知事提案説明要旨2
平成24年12月県議会定例会知事提案説明要旨
【2.災害廃棄物の広域処理】
災害廃棄物の広域処理につきましては、10月18日から、岩手県山田町(やまだまち)及び大槌町(おおつちちょう)の災害廃棄物である木くずの本格受け入れが、島田市に加え、静岡市、裾野市及び浜松市において始まりました。
これまでに4市で合計約1,000トンを処理いたしましたが、本県の受入基準である、「放射性セシウム濃度が1キログラム当たり100ベクレル以下」、「空間線量率がバックグラウンドの3倍以内」、「遮蔽線量率が1時間当たり0.01マイクロシーベルトを超えないこと」の3つの基準を大幅に下回っております。
岩手県からの搬出に当たりましては、現地において空間線量率等の測定を行うとともに、処理不適物が含まれていないことを確認する展開検査に立ち会っております。また、測定結果につきましては、各市の受け入れ後の測定データとともに、県のホームページ上に公開しております。
引き続き、岩手県と受け入れ市との調整を図り、国から要請がありました木くず23,500トンの処理を確実に進めてまいります。