平成24年12月県議会定例会知事提案説明要旨1
平成24年12月県議会定例会知事提案説明要旨
【1.危機管理】
ただいま提出いたしました議案の概要を御説明申し上げますとともに、当面する県政の課題について、所信並びに諸般の報告を申し述べます。
はじめに、危機管理についてであります。
南海トラフの巨大地震の発生が想定されるようになった今、何よりも予防防災を第一義として取り組む必要があります。内陸のフロンティアを拓く取組とは、この予防防災と地域成長モデルを両立させるものであります。
9月に取りまとめた全体構想を着実に推進するため、来年度に戦略的に取り組む政策として位置づけました。「防災・減災機能の充実・強化」を軸に、「地域資源を活用した新しい産業の創出・集積」、「新しいライフスタイルの実現の場の創出」、「暮らしを支える基盤の整備」という4つの基本目標の達成に向けて、来年度の予算編成と組織改正に着実に反映するよう、全庁を挙げて取り組んでまいります。
また、来年1月に予定されております総合特区の指定後、規制の特例措置等を活用して、さらにスピード感を持って、関係市町や民間企業と一体となって事業を推進し、この取組を「東日本大震災の復興モデル」として全国にも広めてまいります。