平成25年9月県議会定例会知事提案説明要旨2-6
平成25年9月県議会定例会知事提案説明要旨
【2.県政の概要】(6)エネルギーの地産地消の推進
次に、エネルギーの地産地消の推進についてであります。
東日本大震災を契機に、本県では恵まれた日照環境を最大限に生かして、住宅用太陽光発電設備の導入を支援するなど、豊かな自然資源を活用した再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組んでおります。
こうした取組に加え、今回、防災・減災機能の充実・強化を目指し、「地球環境保全等に関する基金」を活用して、地域の避難所や防災拠点に災害時の非常用電源となる太陽光発電設備と蓄電池を導入することとし、関連する補正予算案を今議会にお諮りしております。
また、御前崎港において洋上での再生可能エネルギーを活用した風力発電事業の導入促進を図るため、今後、港湾計画に「再生可能エネルギー源を利活用する区域」を位置付け、事業者を公募してまいります。
引き続き、従来の一極集中型から小規模分散型のエネルギー体系への転換により、エネルギーの地産地消を強力に推進してまいります。