平成25年5月県議会臨時会知事提案説明要旨2-8
平成25年5月県議会臨時会知事提案説明要旨
【2.県政の状況】
(8)最後に一言
最後に、一言申し上げます。
私は、平成21年7月の就任以来、本県が有する素晴らしい「場の力」を引き出すために、自ら現場に赴き、現場で県民の皆様から学び、現場に即した政策を立てる現場主義を貫きながら県政運営に当たってまいりました。
平成23年2月23日の「富士山の日」には、物心両面の豊かさや、美しさ、多様性の和、危機管理、健康長寿など、本県のシンボルである富士山から導かれる価値に立脚して地域づくりを行う姿勢を、「“ふじのくに”づくり宣言」として表明しました。同時に、議員の皆様はもとより、県内各界、各層の皆様の英知を結集した「県民の県民による県民のためのマニフェスト」である、静岡県総合計画「富国有徳の理想郷“ふじのくに”のグランドデザイン」を策定いたしました。
この間、東日本大震災や円高不況などの厳しい社会経済情勢に直面しつつも、柔軟に施策の改善を図りながら、常に前倒して実行する気概を持って取り組んでおり、最初の4年間の計画は、概ね順調に進捗しております。これもひとえに、県議会をはじめ、県民の皆様の御理解と御協力の賜物と心から感謝申し上げます。
引き続き、総合計画の継続的発展を追求し、日本における本県の中心性を高める取組を進め、「ポスト東京時代の理想郷“ふじのくに”づくり」の完遂に向け、全身全霊を尽くしてまいりたいと思います。
以上、簡単ではございますが、私の説明を終わります。