平成26年6月県議会定例会知事提案説明要旨2-13
平成26年6月県議会定例会知事提案説明要旨
【2.当面する県政の課題】(13)財政状況
次に、財政状況についてであります。
平成25年度の県税収入は、企業収益の改善による法人二税の増収などにより、平成25年度の最終予算額を約35億円上回る、4,232億円程度と見込んでおります。
この結果、平成25年度の一般会計決算につきましては、実質的収支は前年度をやや上回る、62億円程度の黒字を確保できる見込みであります。
平成26年度の税収につきましては、企業収益は、消費増税による反動減の影響が次第に薄れ、緩やかな改善が見込まれる一方で、海外景気の下振れリスクもありますことから、内外の経済状況に留意していく必要があるものと考えております。
財政の中期見通しでは、来年度以降、毎年度300億円以上の財源不足が想定されておりますことから、施策の重点化、効率化に努め、徹底した歳入確保を図り、中長期的な視点を常に持ち、将来にわたり持続可能な財政運営の確立に努めてまいります。