平成30年5月県議会臨時会知事提案説明要旨2-4
平成30年5月県議会臨時会知事提案説明要旨
【2.県政の状況】(4)スポーツの聖地づくり
次に、スポーツの聖地づくりについてであります。
ラグビーワールドカップ2019につきましては、先月9日、試合会場となるエコパスタジアムに「ラグビーワールドカップ2019(ニセンジュウキュウ)組織委員会静岡地域支部」が開所し、開幕に向けた体制も整ってまいりました。
また、先月20日には、本大会に出場するチームの公認キャンプ地が内定いたしました。県内では、日本代表のキャンプ地となる浜松市をはじめ、静岡市、掛川市・磐田市、御前崎市が名を連ね、8か国が本番に向け、最終調整を行います。
各チームが、地元との交流を通じて絆を深め、試合で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、公認キャンプ地となった各市とともに、万全の支援をしてまいります。
さらに、今月8日には、ヤマハ発動機ジュビロの五郎丸歩(ごろまるあゆむ)選手をお迎えし、エコパスタジアムで「500日前記念セレモニー」を開催し、カウントダウンボードを点灯いたしました。引き続き、本大会の成功に向けて、大会の機運醸成を図るとともに、大会組織委員会や市町等と連携を強化し、準備を加速してまいります。
東京2020オリンピック・パラリンピックにつきましては、先月10日、「希望の道を、つなごう。」をコンセプトとして、全国を114日間で巡る聖火リレーの日数の配分が決定いたしました。本県は、東日本大震災で被災した岩手県、宮城県、福島県の東北3県や、複数種目を実施する埼玉県、千葉県、神奈川県と同じ3日間となりました。
昭和39年に、県内114区間、約185キロメートルを駆け抜けた聖火が、半世紀ぶりに帰ってまいります。今後、実行委員会を立ち上げ、聖火の光が、多くの県民の皆様に、平和や希望を届けることができるルート案を策定してまいります。