臓器移植・骨髄バンク
臓器移植について
臓器移植は一部の病気ではほとんど唯一の治療手段です。しかし、肝臓・腎臓等を除き、提供される方がなくなった後でなければ移植は行えません。
自分の死後に臓器を提供する意思のある方は、保健所などで配布している臓器提供意思表示カードに必要事項を記入して身につけておいてください。併せてご家族の方にもその意思を伝えておいてください。
また、平成22年7月17日より、運転免許証や健康保険証にも意思表示ができる欄がもうけられています。
脳死による臓器移植について
人が死にいたるとき、大部分は心臓の死→脳の死→個別臓器の死という経過をとります。しかし医療機器の発達や事故などにより、まれに心臓より先に脳が死んでしまうことがあります。この状態を脳死といいます。脳死の状態ではまだ心臓が動き、体温も暖かい状態です。
心臓・肺・肝臓は脳死の状態からでないと移植が行えません。
臓器提供意思表示カードは脳死の状態からの臓器提供、心臓停止後の臓器提供それぞれの意志が表示できます。
また臓器は提供したくないという意思も表示できます。
骨髄バンクドナー登録について
白血病、再生不良性貧血等、血液の病気には骨髄移植が有効な治療手段です。しかし骨髄移植を行うためには、患者さんと骨髄を提供してくれる方(ドナー)の白血球の型が一致しなければなりません。
白血球の型が一致する確率は、兄弟間では4人に1人、それ以外では数百人から数万人に1人といわれています。
骨髄移植を希望する方のために骨髄を提供する意思のある方の白血球の型をあらかじめ調べ、登録しておくのが骨髄バンクドナー登録制度です。
富士健康福祉センターでは、骨髄バンクドナー登録の受付を行っています。18歳から54歳の健康な方で、体重が男性45kg、女性40kg以上であればどなたでもドナー登録できます。
あらかじめ電話で予約してください。
当日は簡単な説明の後、白血球の型を調べるため採血を行います。
他の曜日、他の地区で登録を希望される方はお問合せ下さい。
予約・問合せ先
医療健康課(電話0545-65-2156)
このページに関するお問い合わせ
富士健康福祉センター
〒416-0906 富士市本市場441-1
電話番号:0545-65-2597
ファクス番号:0545-65-2288
kffuji-soumu@pref.shizuoka.lg.jp