犬回虫幼虫移行症

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ページID1025187  更新日 2023年1月13日

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概要

6ヶ月未満の子犬は、成犬に比べ、犬回虫を高率に保有しています。子犬は母犬のお腹にいる時に胎盤を通して感染します。

生まれてからは、成長とともに虫体を腸管から排出するため、犬の年齢が上がる程、寄生率は下がります。

虫卵は排泄後10日~14日で感染力を持ち、その後1年余りにわたって感染力をもちつづけます。子供に感染者が多いので、犬と接触したり、砂遊びをした後はよく手を洗うよう注意してあげてください。

人の症状

2歳くらいの子供さんに感染者が多いようです。貧血、喘息様発作、食欲不振、体重増加の停止に始まり、幼虫が侵入した場所により、肝腫大、異食症、痙攣、斜視、時には失明することもあります。

人への感染防止

子犬と遊んだり、戸外遊びのあとは手をよく洗ってください。犬を飼っている方は、駆虫薬がよく効くので動物病院で検査をしてもらうといいでしょう。動物管理指導センターで試験をしたところ、駆虫薬の投与で投薬後7日目までに99.1%の回虫を排泄し、糞便中の虫卵も激減したことが確認されています。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部生活衛生局衛生課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2347
ファクス番号:054-221-2342
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