しずおか文化財ナビ 高天神城跡

よみ

たかてんじんじょうあと

指定区分、指定種別

国指定/記念物 ・ 史跡

指定日

1975年10月16日

員数

所在地

静岡県掛川市上土方嶺向字鶴翁山3136

一般公開有無

有

駐車場の有無

有

公開情報

所有者情報

• 高天神社 掛川市ほか
• 〒437-1435 静岡県掛川市上土方嶺向3136　ほか
• 電話番号：0537-21-1158

指定内容

指定基準 ： 二．都城跡、国郡庁跡、城跡、官公庁、戦跡その他政治に関する遺跡
追加指定：平成19年2月6日

高天神城跡は室町時代には遠江を領有していた今川氏の支城として機能していたが、永禄年間には徳川氏に帰属し、西上を策す武田方と相対峙した。天正2年（1574）、武田勝頼が攻め、長期の兵糧攻めの末、開城させた。以後、徳川方と数次にわたる合戦が行われたが、天正9年（1581）、織田信長の支援を得た徳川家康勢が包囲し落城させた。城は東海道掛川の南約8km（旧大東町）にある鶴翁山（標高130m）に築かれたが、現在も東峰の本丸跡等主要な郭の跡や空堀等を見ることができ、中世山城の遺構としても秀れたものがある。

地図情報

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