しずおか文化財ナビ 赤山神社本殿　附天保3年棟札2枚、再造営諸入用並びに奉納覚墨書銘板1枚

よみ

せきさんじんじゃほんでん　つけたりてんぽうさんねんむなふだにまい、さいぞうえいしょいりようならびにほうのうおぼえぼくしょめいいたいちまい

指定区分、指定種別

県指定/有形文化財 ・ 建造物

指定日

1998年3月17日

員数

1棟

所在地

静岡県掛川市海戸1

一般公開有無

無

駐車場の有無

無

公開情報

所有者情報

• 宗教法人　赤山神社
• 〒437-1422 静岡県掛川市海戸1

指定内容

【指定資料】　1間社流造り、向拝1間、屋根柿葺き
建造年代天保3年（1832）
桁行1.45m、梁間1.27m、向拝1.21m、軒出0.6m、軒高2.18m、総高4.6m
建物は小規模であるが、地元棟梁の手によるもので、軒は二軒本繁垂木とし、出組を基調とした建物である。向拝から妻飾り全体に精巧な彫刻を豊富に組み入れ、各部の木割りも全体に調和を保ち、総﨔造りとした当時の建物として見るところが多い。建物は現在、覆屋に入っている。
また、棟札2枚には建造年代のほか、造営に係る人名等が記銘されている。さらに、造営時の建築資材をはじめ職方の工料等が詳細に記録された再造営諸入用並びに奉納覚墨書銘版は、当時の物価等を知るうえで貴重である。

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