第9回伊豆文学賞 受賞作品決定

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ページID1044406  更新日 2023年1月11日

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伊豆を題材にした文学作品を公募した第9回伊豆文学賞の審査会が1月12日(木曜)に熱海市で行われ、受賞作品が次のとおり決定しました。

1 審査結果

作品名(部門) 氏名 居住地
最優秀賞 奈緒(小説) 西村 美佳孝 静岡県浜松市
優秀賞 風待ち(小説) 片桐 泰志 静岡県掛川市
優秀賞 初照(小説) 佐藤 和哉 静岡県南伊豆町
佳作 アイゴー・アミーゴ(小説) 松下 早穂 神奈川県茅ヶ崎市
佳作 中居の生活(随筆) 坂東 亜里 東京都世田谷区

最優秀賞受賞者プロフィール・伊豆文学賞、伊豆への思い

浜松市在住、40才。ミニコミ誌「あさがおだより」の創刊から記者として活躍。2年前に家族旅行で訪れた雲見温泉で出会った少女に興味をひかれた。こういう漁師町の若い子たちは、何を考えどんな暮らしをしているのかと想像をふくらませ物語を温めてきた。
伊豆文学賞へは今回が始めての応募。
静岡新聞夕刊の社会時評「窓辺」を執筆(2006年4月から6月までの毎金曜日)

受賞のコメント

とてもうれしいです。これを励みにさらに精進したいと思います。

審査委員コメント

応募作品について

  • 近代文学の土台となった「伊豆」を冠した文学賞にふさわしい作品が多く集まった。
  • 伊豆の自然、歴史から新たな素材やテーマを引き出した作品がみられた。

最優秀賞受賞について

書き出しから引き込まれ、読者を捉えて放さない魅力があり、読後には独特の余韻を感じさせるインパクトがある。

審査委員

杉本 苑子(第48回直木賞受賞) 平成14年度文化勲章受章
三木 卓(第69回芥川賞受賞)
村松 友視(第87回直木賞受賞)

  • 最優秀賞 賞金 100万円、「伊豆半島滞在券」
  • 優秀賞 賞金 20万円、記念品
  • 佳作 賞金 5万円、記念品

表彰式

  • 期日
    平成18年3月4日(土曜)
  • 会場
    韮山時代劇場(伊豆の国市)
  • 内容
    • 14時00分~14時30分 表彰式
    • 14時45分~15時45分 審査委員による講評会
      入賞作品の評価や思いなどを審査委員の先生方にお話していただきました。

募集結果

募集期間

平成18年4月11日~10月5日

応募総数

229件(前回より20件減)

部門別件数

小説:187件、紀行文:11件、随筆:31件

10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 不詳

5

15

28

41

50

40

31

11

8

居住地別件数

静岡県 愛知県 東京都 神奈川県 埼玉県 その他

95

9

46

24

7

48

入賞作品のあらすじ

次のリンクをクリックすると「あらすじ」ページを表示できます。

審査委員選評

次のリンクをクリックすると「選評」ページを表示できます。

第9回伊豆文学賞優秀作品集『奈緒』が刊行されました

写真:優秀作品集「奈緒」の表紙

入賞作品5編と審査委員の選評を収録

  • 書名 第9回伊豆文学賞優秀作品集『奈緒』
  • 編者 伊豆文学フェスティバル実行委員会
  • 発行所 静岡新聞社
  • 電話 054-284-1666
  • 発行日 平成18年3月4日
  • 定価 1,300円(税込)
  • ISBN 4-7838-1110-5

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2252
ファクス番号:054-221-2827
arts@pref.shizuoka.lg.jp