福祉避難所、2次的避難所
福祉避難所や2次的避難所とはいったいどんなものなのでしょうか。
これらの避難所は、通常の避難所と異なり災害発生後すぐに開設されるわけではありません。
要配慮者も一旦は通常の避難所に避難することになりますので注意が必要です。
福祉避難所とは
「福祉避難所」とは、寝たきりの高齢者、障害のある人、妊産婦など、一般の避難所で共同生活が困難な人が安心して避難生活ができるよう、市町でその指定を進めています。
2次的避難所とは
「2次的避難所」とは、市町の用意した避難所に避難した者のうち、避難生活の長期化により健康に支障を来すと判断される者を原則として7日以内の期間受け入れ、健康を回復させることを目的とするものです。
現在、県ではいくつかの施設と協定を結んでいます。
こうした避難所を利用するには、県や市町から施設管理者へ連絡し、使用可能状況を確認したうえで、自主防災組織の協力により搬送されることで入所可能になります。また、その利用期間は原則として7日以内とされています。
これらの避難所の必要量を把握するためには、その地域にどのような避難行動要支援者が住んでいるか、あらかじめその人数や状態を把握しなくてはなりません。これは市町、自主防災組織が整備を進めている「避難行動要支援者名簿」に登録することにより把握が可能となります。
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