避難場所の設営・運営

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ページID1030220  更新日 2023年1月11日

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難場所はいったい誰が設置し、運営するのでしょうか?

避難場所の設営・運営は自主防災組織

「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表された場合、事前避難の避難場所となる避難所はどんな状況になるでしょうか。
多くの避難者が押し寄せてくるでしょう。顔見知りの人ばかりではなく、ふだんあまり付き合いのない地区の住民とも、ひとつの避難所で一緒になります。
まだ発災していませんので、早期の緊急物資の供給は期待できません。何も準備していなかった人は、もしかしたら当分の間ひもじさを我慢しなければならないかもしれません。
誰も運営する人がいなかったら、恐らく大混乱となるでしょう。

イラスト:避難場所の設営


そこで、地域の自主防災組織が重要な役割を果たすことになります。
自主防災組織は、住民の避難誘導はもとより、避難対象地区の住民全員が無事避難したかどうかの安否確認、避難者名簿の作成、市役所(町役場)に伝達する防災関係情報のとりまとめなどを行います。
また、防災倉庫に保管されている資機材を使ってのテントや仮設トイレ、夜間照明器具の設置など、避難所の設営を行います。
さらに、避難行動要支援者への支援対応、ペットが避難してきた時の対応まで、避難所の総合的な管理運営にたずさわることになります。
このような膨大な運営作業を迅速かつ円滑に遂行するのが自主防災組織です。
ただし、重要なことは、自主防災組織はあなたを含む地域の人々自身である、ということです。
避難場所である避難所の運営は、避難者が協力しあって成り立つものです。

このページに関するお問い合わせ

危機管理部危機情報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2644
ファクス番号:054-221-3252
boujou@pref.shizuoka.lg.jp