志太榛原地域の活動事例紹介その8

本郷ふる郷普請（ふしん）の会

• 協定面積：水田30ヘクタール、畑6.5ヘクタール
• 参加団体：部農会、瀬戸谷第一自治会、本郷町内会、瀬戸谷生き生きフォーラム、植える花夢（かむ）倶楽部、明老会、明友会、JA大井川瀬戸屋支店、小学校PTA、瀬戸川朝比奈川非出資漁業協同組合

本郷地区は、藤枝市北西部の中山間地に位置し、稲作や茶業が盛んな地域です。また、本郷を含む瀬戸谷地域は、都市住民との交流や地産地消など、地域活性化の取組も盛んな地域です。

その一方で、本郷地区も他地区と同様に、少子高齢化が進んでいることから農業後継者も少なくなってきており、農地や水路、道路など、地域資源の保全活動の持続的な活動が懸念されています。

そこで、本郷ふる郷普請の会では、農地や農業用施設周辺の草刈りや水路の泥上げといった基礎的な活動から、地域をさらに良くするため、景観の向上活動や生態系の保全活動を実施しています。

活動報告

本郷ふる郷普請の会では、株式会社エクノスワタナベとの協働により、地域の希少な生き物を保全する里山ビオトープの維持管理を行っています。この協働活動は、静岡県の「一社一村しずおか運動」に認定されています。

平成23年6月4日に開催したホタル観賞会では、富士常葉大学山田教授の指導のもと、里山ビオトープの生き物たちを観察しました。