害虫誘殺グラフ
稲
ニカメイガ
成虫は6月中下旬と8月中旬の年2回発生する。
成虫は葉に産卵し、1~2週間後に孵化する。1回目の発生では発生ピークの15日前後、2回目は5~7日後が防除適期となる。
ウンカ類
ウンカ類のうち、セジロウンカとトビイロウンカは、6,7月に海外より飛来する。成虫は株元の茎に産卵し、増殖する。トビイロウンカは8月以降に急増し、坪枯れの原因となる。
斑点米カメムシ類
斑点米カメムシ類のうち、県内水田周辺ではアカスジカスミカメとアカヒゲホソミドリカスミカメの発生が多い。出穂後、水田周辺のイネ科雑草から水田内に飛び込む。
野菜・花
ハスモンヨトウ
主に夏から秋にかけて多発する。多くの作物に寄生し、著しい被害を与える。卵塊で産卵するため、孵化幼虫は集団で加害し、かすり状に葉肉を食害する。老齢幼虫は夜間活動し、葉脈や葉柄だけ残して暴食する。
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ハスモンヨトウ(令和6年度) 1月8日更新 (PDF 94.1KB)
令和6年度の調査は終了。次回更新は令和7年4月予定。
オオタバコガ
オオタバコガは、きく、トマト、レタス、いちごなど多種の作物を食害する。幼虫は作物体表面ではなく、作物体内部に侵入し、主に果実(内部)や花、つぼみ、芽を好み食害する。作物によっては葉や茎も食害する。
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オオタバコガ(令和6年度)12月6日更新 (PDF 51.6KB)
令和6年度の調査は終了。次回更新は令和7年4月予定。
シロイチモジヨトウ
秋に多発する。地域によっては春先にも発生のピークが見られる。多くの作物に寄生するが、特にねぎ類の主要害虫である。卵塊で産卵し、ねぎの葉の内部やきくの新芽など植物体に潜り込んで食害することが多い。
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シロイチモジヨトウ(令和6年度) 12月11日更新 (PDF 60.8KB)
令和6年度の調査は終了。次回更新は令和7年4月予定。
コナガ
寄生はアブラナ科植物に限られる。一般に春と秋には発生が多くなる。幼虫は葉裏から表皮を残すように加害する。成熟幼虫の体長は12mm。成虫の体長は6mmで背面にダイヤ型の模様がある。
コガネムシ類
幼虫が地下部を食害すると急激にしおれる。成虫は様々な植物の葉も食害する。
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コガネムシ類(令和6年) 11月27日更新 (PDF 162.8KB)
令和6年の調査は終了。令和7年5月から更新再開予定。
茶
チャノコカクモンハマキ
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チャノコカクモンハマキ(令和6年度) 11月18日更新 (PDF 86.0KB)
令和6年度の調査終了。令和7年4月から再開予定。
チャハマキ
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チャハマキ(令和6年度) 11月18日更新 (PDF 85.3KB)
令和6年度の調査終了。令和7年4月から再開予定。
チャノホソガ
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チャノホソガ(令和6年度) 11月18日更新 (PDF 62.1KB)
令和6年度の調査終了。令和7年4月から再開予定。
ヨモギエダシャク、ナガチャコガネ
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ヨモギエダシャク、ナガチャコガネ(令和6年度) 11月18日更新 (PDF 47.9KB)
令和6年度の調査終了。令和7年4月から再開予定。
果樹
果樹カメムシ類
果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシ)に関する以下の各種情報を随時提供しています。
- カメムシの越冬量(3月更新)
- 予察灯におけるカメムシの発生状況(5~10月更新)
- フェロモントラップにおけるカメムシの発生状況(5~10月更新)
- カメムシの餌となるヒノキ・スギ球果(実)の着果量(6~7月更新)
- ヒノキ球果におけるカメムシの寄生数(6~10月更新)
- ヒノキ球果におけるカメムシの吸汁痕数(6~10月更新)
- カメムシの果樹園への飛来予測日(7月更新)
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果樹カメムシ類(令和6年) 11月27日更新 (PDF 1.3MB)
令和6年の調査は終了。令和7年3月から更新再開予定。
落葉果樹(なし)フェロモントラップ
なし園におけるナシヒメシンクイ、チャノコカクモンハマキ、チャハマキの発生状況を随時提供しています。
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落葉果樹(なし)フェロモントラップ(令和6年) 11月27日更新 (PDF 152.8KB)
令和6年の調査は終了。令和7年5月から更新再開予定。
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