豚熱(CSF)関連情報について

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ページID1027711  更新日 2024年12月23日

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平成30年9月9日、岐阜県の養豚場において、国内では平成4年以来26年ぶりとなる豚熱(CSF:ClassicalSwineFever)の発生が確認され、その後、愛知県、長野県、滋賀県、三重県、福井県、埼玉県、山梨県、沖縄県、群馬県、山形県、和歌山県、奈良県、栃木県、神奈川県、宮城県、茨城県、兵庫県及び佐賀県の養豚場で発生が確認されています。

静岡県では、令和元年10月18日、死亡野生イノシシにおいて、県内で初めてとなる豚熱陽性事例が確認されました。養豚場での豚熱の発生はありません。

畜産農家の皆様方におかれましては、引き続き、飼養衛生管理の徹底や異常があった場合の早期通報について、万全を期していただくようお願いいたします。

豚熱疑似患畜の対応状況

令和3年12月25日に宮城県の養豚場において豚熱が発生し、当該養豚場から販売された精液を使用した県内養豚場の飼養豚が疑似患畜と判定されたため、防疫措置を実施し、12月26日17時30分に完了しました。

疑似患畜とは、豚熱が発生した養豚場と関連した養豚場の豚が指定されるもので、本県の養豚場では、豚熱は発生していません。

豚熱は豚・イノシシの病気で、人に感染することはありません。

また、感染した豚の肉が市場に出回ることはありません。

静岡県豚熱防疫対策本部員会議の開催について

令和元年10月24日に、知事を本部長とする静岡県豚熱防疫対策本部を設置しています。

静岡県豚熱防疫対策本部員会議の会議資料(開催日)

県内における野生イノシシの豚熱陽性確認事例について

令和元年10月17日に藤枝市内で発見された死亡野生イノシシについて、県による遺伝子検査で陽性が疑われ、国の研究機関において豚熱確定検査を実施したところ、10月18日に豚熱ウイルス陽性が確定しました。

詳細は添付ファイルをご覧ください。

陽性事例については、次のページをご覧ください。

静岡県の野生イノシシの検査について

県内で捕獲・死亡した野生イノシシの検査結果

  1. 期間
    • 死亡イノシシ:平成30年9月14日から
    • 捕獲イノシシ:令和元年7月28日から
  2. 対象地域
    • 死亡イノシシ:静岡県全域
    • 捕獲イノシシ:静岡県全域
  3. 結果
検査結果(単位:頭数)

 

陽性

陰性

死亡イノシシ

 170

215

385

捕獲イノシシ

 440

16,577

17,017

 610

16,792

17,402

 

 

 

野生イノシシの豚熱経口ワクチンの散布について

野生イノシシに豚熱の免疫を付与し、豚熱のまん延を防止するため、経口ワクチンを散布しています。

(1)経口ワクチン散布地点及び免疫獲得イノシシ※の確認地点

※免疫獲得イノシシ:抗原検査(PCR検査・遺伝子検査)が陰性、かつ抗体検査(ELISA検査)が陽性であるイノシシ

(2)免疫獲得率

野生イノシシの豚熱免疫獲得率

令和6年7月は、25%(免疫獲得数84頭/検査頭数330頭)でした。

なお、この経口ワクチンを摂取したイノシシの肉を食べても、人体に影響はありません。

(3)免疫獲得率の推移

免疫獲得率

検査年月

R2.3月

R3.3月

R4.3月

R5.3月

R6.1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

免疫獲得率

15%

38%

39%

39%

23%

 27% 

 20% 

 18% 

 23% 

 26% 

 25% 

飼養豚・いのししへの予防的ワクチン接種について

家畜伝染病予防法第6条に基づき、飼養豚・いのししへの予防的ワクチン接種を実施しています。

初回一斉接種:令和元年11月3日~18日

これ以降、離乳後の子豚等への接種を随時実施しています。

県民の皆様へ

豚熱は、豚やイノシシには強い伝染力を持つ病気ですが、人に感染することはありません。

感染した豚の肉が市場に出回ることはなく、仮に感染した豚・イノシシの肉や内臓を食べても人体に影響はありません。豚熱ワクチンは豚に免疫をつけるためのもので、肉の安全性に影響はなく、接種した豚肉を食べても人体に影響はありません。

生の豚肉やイノシシ肉を含む生ごみ等は、野生イノシシと接触しないように管理し、お住まいの市町のルールに基づいて適正に廃棄してください。

県民の皆様は、死亡したイノシシを見つけた場合には、接触しないようご注意いただき、お住まいの市町の農業担当課に一報していただくようお願いします。

山林に入る方へのお願い 豚熱のまん延防止に向けて

県内の山林で豚熱に感染した野生イノシシが確認されています。豚熱ウイルスは、感染した野生イノシシのフンにも混ざっているため、靴底や車のタイヤなどに付着した土により運ばれる可能性があります。養豚場での感染を防ぐため、下山したら土をよく落としていただくよう、お願いいたします。

豚、イノシシ、ミニブタ、イノブタを飼っている皆様へ

豚等の飼育施設に野生イノシシが侵入しないよう、飼育環境を確認してください。

農場敷地内や出入りする車両・人の消毒を徹底してください。

飼っている豚等に異常があった場合は、最寄りの家畜保健衛生所へご連絡ください。

飼っている豚等にまだワクチンを接種していない方は、最寄りの家畜保健衛生所へご連絡ください。

エサに豚肉やイノシシ肉を含む場合は、しっかり加熱処理をしてから与えてください。

畜産農場に出入りする皆様へ

豚熱ウイルスが人・物・車両により農場内に持ち込まれることで感染拡大につながります。

農場に出入りする際には、車両や靴、手指等の消毒や、衛生管理区域専用の衣服及び靴の着用を行っていただき、豚熱の感染拡大防止について、御理解と御協力をお願いいたします。

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このページに関するお問い合わせ

経済産業部農業局畜産振興課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2095
ファクス番号:054-273-1123
chikusan@pref.shizuoka.lg.jp