アフリカ豚熱関連情報
平成30年8月以降、アジアにおいてアフリカ豚熱の発生が拡大しています。
また、農林水産省動物検疫所が実施する旅客携帯品の検査でアフリカ豚熱ウイルスやウイルス遺伝子の検出例が増加していますが、富士山静岡空港においても、旅客が持ち込んだ豚肉製品からウイルス遺伝子が検出されています。
これまでに国内においてアフリカ豚熱の発生は確認されていませんが、近隣国において発生が拡大していることから、畜産農家の皆様方においては、引き続き、飼養衛生管理の徹底や異常があった場合の早期通報について、万全を期していただくようお願いいたします。
県民の皆様へ
- アフリカ豚熱は、豚やイノシシには強い伝染力を持つ病気ですが、人に感染することはありません。
- 生の豚肉やイノシシ肉を含む生ゴミ類は、野生イノシシと接触しないように管理し、お住まいの市町のルールに基づいて適正に廃棄してください。
- ほとんどの畜産物(肉やソーセージ、ハム、餃子等の肉製品など)は国内に持ち込むことができません。また、輸入可能な地域のお土産や個人消費用であっても、輸出国の政府機関が発行する検査証明書のないものについては国内に持込みができません。平成31年4月から、違法な畜産物の持込みに対する対応が厳格化されています。
豚、イノシシ、ミニブタ、イノブタを飼っている皆様へ
- 豚等の飼育施設に野生イノシシが侵入しないよう、飼育環境を確認してください。詳しくは「予防対策の重要ポイント(農林水産省)」をご覧ください。
- 農場に出入りする車両の消毒を徹底してください。
- 飼っている豚等に異常があった場合は、最寄りの家畜保健衛生所へ御連絡ください。
- エサに豚肉やイノシシ肉を含む場合は、しっかり加熱処理をしてから与えてください。
畜産農場に出入りする皆様へ
農場に出入りする際には、車両や靴、手指等の消毒や、衛生管理区域専用の衣服及び靴の着用を行っていただき、アフリカ豚熱の感染拡大防止について、御理解と御協力をお願いいたします。
海外から帰国、日本へ入国される皆様へ
アフリカ豚熱ウイルスの国内への侵入及び豚熱ウイルスのまん延を防ぐため、皆様の協力が必要です。
アフリカ豚熱と豚熱は、致死率が高い豚の伝染病で、イノシシにより感染が拡大します。人には感染しません。
豚を病気から守るために以下の点に御協力をお願いします。
・肉を含む食品は、野外で絶対に捨てないでください。
・山やキャンプ場等でついた靴の土は落としてから外出してください。
・家畜がいる施設に近寄らないでください。
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このページに関するお問い合わせ
経済産業部農業局畜産振興課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2095
ファクス番号:054-273-1123
chikusan@pref.shizuoka.lg.jp