世界で最も美しい湾クラブ

1　「世界で最も美しい湾クラブ」とは

• 世界で最も美しい湾クラブ（The MOST BEAUTIFUL BAYS in the world）は、優れた自然景観を保全しながら、湾周辺地域の観光振興や地域経済の発展との共存を図ることを活動理念としたクラブです。
• 1996年に設立されたフランス・ヴァンヌ市に本部を置くNGO（非政府組織）です。
• 1996年11月12日、ロンドンで第1回会議が開催されました。
• 日本では、松島湾（2013年10月）、富山湾（2014年10月）が加盟。
• 2016年11月、本県の駿河湾、宮津湾・伊根湾（京都府）の加盟が認められました。
• 2018年4月、九十九島湾（長崎県）が加盟し、現在、日本における加盟湾は5湾となっています。
• 2023年12月現在、世界20の国と地域（19カ国・1地域）の43湾が加盟しています。

【世界で最も美しい湾クラブ憲章】

1　湾クラブの会員としての義務

• 湾の自然遺産を保護すること
• 湾の持つ独自性を保全すること
• 経済開発との共存を実現しつつ、湾周辺の生活、伝統を尊重すること

2　湾クラブの目的

• 自分たちをもっと知ってもらうために集うこと
• エリアをPRし、国内外から認知されること
• 観光客の流入が引き起こす問題や、景観の保護や付加価値化、地域経済の発展について共に考えること
• 次世代における、観光に対する筋の通ったアプローチの手本となること
• 経験、知識、見解の交流を奨励すること

3　加盟基準

• 湾であり、湾が保護対象であること
• 湾に多様な動物が生息していること
• 湾が、傑出しかつ魅力的な自然の全体像を有していること
• 湾が国内において認知されていること
• 湾が付近住民にとって象徴的なものであること
• 湾周辺地域において、経済活動が共存可能であること
• 経済開発の可能性を有していること
• 湾を代表したい、クラブの価値・行動を支持したいという願いがはっきり示されていること
• 湾は少なくとも2つの注目すべき文化資産、自然資産を有していること

2　駿河湾の「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟（2016年11月2日承認）

• 静岡県では、「駿河湾」の「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟を目指し、2015年1月から活動開始。
• 2016年年2月3日、フィリピン（プエルト・ガレラ市）で開催された「世界で最も美しい湾クラブ」第11回総会において、「駿河湾」の当クラブへの加盟を表明するプレゼンテーションを行いました。
• 2016年11月2日（日本時間）、メキシコ（プエルト・バヤルタ市）で開催された年次総会において、加盟証書が授与され正式に加盟が承認されました。

【加盟により期待される効果】

1. 湾クラブが持つ情報発信力を活用した駿河湾の魅力の世界に向けた情報発信の強化による交流人口の増大
2. 加盟他湾と連携した駿河湾の魅力の情報発信
3. 富士山の世界遺産登録、日本ジオパーク認定との相乗効果による交流人口の増加
4. 県民による駿河湾の魅力の再認識と保護活動の推進
5. 国内及び海外の加盟地域（湾）とのネットワークの構築による事業実施
6. 駿河湾の世界的な知名度向上によるクルーズ船の寄港誘致及び港湾の利用推進など

3　駿河湾の情報

駿河湾を動画と写真で御紹介します。

• 駿河湾
  駿河湾の情報（日本語）
• 駿河湾　SURUGA BAY
  About of SURUGA BAY(English)

 4　ロゴマークの使用について

駿河湾の魅力普及のため、「世界で最も美しい湾クラブ」ロゴマークを利用されたい方は、添付ファイルの記載に従い御利用ください。

• 「世界で最も美しい湾クラブ」ロゴマーク等の活用について （PDF 164.6KB）

 5　広報物・ノベルティの配布について

駿河湾の魅力を伝える広報物やノベルティを作成しております。

• 駿河湾の広報物・ノベルティの活用について （PDF 381.4KB）

（関連）パンフレット・リーフレットは下記のページでも公開しております。

• パンフレット（交通基盤部 港湾局）