静岡県のVEへの取り組み(過去の実施結果)
過去の実施結果
平成22年度
設計内容・主要工種・概算数量 | 【原案】概算全体事業費(百万円) | 【提案】概算全体事業費(百万円) | 提案コスト縮減額(百万円) | VE検討結果 |
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道路詳細設計 道路改良工 205m |
220 | 171 | 49 | 狭隘箇所について、平面線形を見直し山切の影響を軽減。大規模な切土量を縮減したことにより、事業効果の早期発現、工事中の安全確保も図る。 |
河川詳細設計 河川改良工 350m |
206 | 93 | 113 | 既設の取水堰を撤去し、その代替として河川内に用水の導水路を設置。取水堰の撤去により流速の関係から護岸拡幅量が縮減でき、工事・用地補償費の縮減を図る。 |
林道詳細設計 林道開設工 286m |
49 | 40 | 9 | 林道の基本機能を維持しつつ、線形・縦断・横断の見直しにより土工及び路肩構造物の縮減を図る。また、腹付盛土の施工による現場外残土処理費の縮減も図る。 |
業務の改善 水のPR業務 1業務 |
- | - | - | “新しい広報”と“現在実施している業務”の2つの観点からVEワークショップを行い20項目の個別VE提案書を作成。個別提案それぞれの効果予測を行った。 |
その他16件 | 4,904 | 4,530 | 374 | (16件のうち4件は業務改善VE) |
合計 | 5,379 | 4,834 | 545 | 縮減率10.1% |
平成23年度
設計内容・主要工種・概算数量 | 【原案】概算全体事業費(百万円) | 【提案】概算全体事業費(百万円) | 提案コスト縮減額(百万円) | VE検討結果 |
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道路概略設計 道路排水工 235m |
39 | 5 | 44 | 既設排水路の改修を取りやめ、その代替として排水経路及び流末位置の抜本的な見直しにより水路延長の縮減を図る。 |
河川予備設計 橋梁部改修工 1式 |
102 | 102 | 55 | 橋梁でボトルネックとなっていた区間改修として、橋梁に影響を与えずに河床掘り下げを行うことで河川断面増加を目指し、工事中の通過交通への影響を最小限に抑えると共に、工事費の縮減を図る。 |
農道詳細設計 農道整備工 550m |
99 | 90 | 9 | 農道の基本機能を維持しつつ、線形や縦断勾配等の見直しにより、土工及び路肩構造物の縮減を図る。また、残土を利用した畑地造成等の縮減も図る。 |
構想段階 棚田の活性化 1業務 |
- | - | - | 棚田資源の魅力化と整備・保存をテーマに、ハード・ソフトそれぞれの視点から機能整理を行い、複数のアイディアを立案。地元住民や役場、NPO法人等で構成される会議で提案を行った。 |
その他16件 | 1,771 | 1,525 | 236 | (16件のうち4件は業務改善VE) |
合計 | 2,066 | 1,722 | 344 | 縮減率16.7% |
平成24年度
設計内容・主要工種・概算数量 | 【当初】概算全体事業費(百万円) | 【変更】概算全体事業費(百万円) | 提案コスト縮減額(百万円) | VE検討結果 |
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道路詳細設計 道路改良工 508m |
228 | 146 | 82 | 道路法線等の見直しと、歩道の取り止め(路肩を利用した歩道機能確保)により、家屋等補償の低減を図る。 |
林道予備設計 林道開設工 450m |
12 | 10 | 2 | 道路法線及び縦断線形を見直すことにより、切土高を抑えて周辺の作業道からの林道へのアクセスを容易にするとともに、車両の待避所兼土場を新設する。 |
砂防詳細設計 急傾斜地崩壊対策工 133m |
288 | 178 | 110 | 斜面崩壊を抑止する対策範囲と崩壊土砂を待ち受ける対策範囲を見直すとともに、斜面崩壊を抑止する対策工法を、景観に配慮した新工法へ変更する。 |
構想段階 水道ポンプ井耐震工 1式 |
80 | 63 | 17 | 2つあるポンプ井のポンプを連結管で繋ぐことで、施工中の断水リスクを最小限に抑えるとともに、発災時に稼動確保する片側のポンプ井のみに耐震対策を施す。 |
その他13件 | 1,968 | 1,645 | 323 | (13件のうち4件は業務改善VE) |
合計 | 2,576 | 2,042 | 534 | 縮減率20.7% |
平成25年度
設計内容・主要工種・概算数量 | 【当初】概算全体事業費(百万円) | 【変更】概算全体事業費(百万円) | 提案コスト縮減額(百万円) | VE検討結果 |
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道路予備設計 道路改良工 700m |
2,615 | 1,463 | 1,152 | 交差点付近の線形を見直して切土を減少させるとともに、左折導入路を新設する。また、国道と接道する市道の統廃合を見直すことで大規模な市道付替を取り止める。 |
農道概略設計 農道開設工 560m |
25 | 15 | 10 | 周辺市道との接道箇所を見直して河川を渡河する接合を取りやめるとともに、側溝を取りやめて水路兼用の路面に変更する。 |
河川詳細設計 河川改良工 400m |
199 | 179 | 20 | 計画高水位以上の堤防法面保護工を見直すとともに、河床部の部分掘削や水制兼用の寄石工を追加することで流水に変化を与え、多自然川づくりを図る。 |
構想段階 地すべり監視システム改良 1式 |
19 | 16 | 3 | 気象関係警報と整合した地すべり監視基準に見直すとともに、観測計器の統廃合や、各種観測データの無線送信化に変更する。 |
その他12件 | 3,143 | 2,443 | 700 | (12件のうち2件は業務改善VE) |
合計 | 6,001 | 4,116 | 1,885 | 縮減率31.4% |
平成26年度
設計内容・主要工種・概算数量 | 【当初】概算全体事業費(百万円) | 【変更】概算全体事業費(百万円) | 提案コスト縮減額(百万円) | VE検討結果 |
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道路予備設計 交差点改良工 1式 |
1,810 | 2,022 | -212 | 交差点2箇所を追加、横断歩道橋の設置、連絡市道の新設、自転車道のカラー舗装化等、道路利用者への大幅な機能アップに努めた。 |
河川概略設計 長寿命化計画策定 1式 |
244 | 288 | -44 | 水門の扉体・戸当たり部のステンレス化及び主要交換部品であるワイヤーロープの高性能品の採用により、初期投資はアップするものの、ライフサイクルコストは低減。 |
構想段階 水源検討用水計画 1式 |
875 | 854 | 21 | 水源を既存の池に変更することで大幅にコストが縮減する一方、水路がパイプラインとなりコスト高だが、汚染の心配がないことで機能アップが図れた。 |
構想段階 農業用水施設工 2km |
201 | 169 | 32 | 既設水路を残すことで複線化を図ることで機能アップ。耐久性の高い管材を採用することによる浅埋工法への変更によりコスト縮減を務めた。 |
その他8件 | 882 | 851 | 31 | |
合計 | 4,012 | 4,184 | -172 | 縮減率 -4.3% |
平成27年度
設計内容・主要工種・概算数量 | 【当初】概算全体事業費(百万円) | 【変更】概算全体事業費(百万円) | 提案コスト縮減額(百万円) | VE検討結果 |
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河川詳細設計 河川改良工(築堤護岸工) 732m |
1,800 | 1,171 | 629 | 用地補償を極力抑えた法線計画に変更するとともに、掘込河道区間の護岸勾配を5分に変更すること等により、大幅なコスト縮減に努めた。 |
河川予備設計 河川改良工(築堤護岸工) 1,900m |
1,974 | 1,386 | -588 | 高圧鉄塔やJR橋脚を避けた法線計画に変更したことにより、大幅なコスト縮減を図った。 |
構想段階 道路改良工 1,720m |
470 | 214 | 256 | 渋滞対策であるため、ハード対策だけに頼らず、ソフト対策を促すことを併用することで、大幅なコスト縮減を図った。 |
水道施設詳細設計 送水管布設工 169m |
477 | 349 | 128 | 管路に縦断勾配をつけることにより発進立坑を浅く計画することや、既設管の撤去を極力抑えることでコスト縮減を図った。 |
その他10件 | 11,468 | 11,262 | 205 | (14件のうち1件は業務改善VE) |
合計 | 16,189 | 14,382 | 1,806 | 縮減率 11.2% |
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