「新たなステージに入った水災害に対する取組」を策定しました 〜令和4年台風第15号と令和5年台風第2号の教訓を踏まえて~
◯概要
令和4年9月の台風第15号と令和5年6月の台風第2号に伴う記録的な豪雨により発生した甚大な被害は、本県における水災害が新たなステージに入っていることを再認識させるとともに、これまでの水災害対策の課題を浮き彫りにしました。
このため、こうした新たなステージに入った水災害に対し、県庁内の関係部局や県内市町など、流域のあらゆる関係者が取り組むべき流域治水対策の方向性や、ふたつの台風による被害で明らかになった課題などを踏まえて、重点的かつ緊急的に実施する対策をとりまとめ、これらを共有し、「流域治水」をより一層推進するため、この「新たなステージに入った水災害に対する取組」を策定しました。
◯構成
◯取組の方向性(総括)
気候変動により新たなステージに入った水災害に対し、令和4年台風第15号や令和5年台風第2号への対応を教訓として、国、県、市町、民間企業、住民等の流域のあらゆる関係者が水災害を自分事として捉え、主体的に対策に取り組む「流域治水」を強力に推進し、水災害に強い地域の実現を目指す。
◯河川砂防局の重点対策
河川砂防局では、気候変動により新たなステージに入った水災害に対して、県内全域で展開する「流域治水」の取組を、国や市町等の関係機関と連携して強力に推進するため、令和4年台風第15号や令和5年台風第2号による水災害への対応を教訓とした「重点対策(29項目)」を設定し、これらを重点的かつ緊急的に実施していきます。
なお、樋門・樋管等の適切な維持管理や許可工作物の適切な操作ルールの徹底など、適切な維持管理は河川管理の基本であるため、「流域の総点検」として着実に実施します。
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このページに関するお問い合わせ
交通基盤部河川砂防局河川企画課
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