街路事業とは
概念的な「街路」とは、都市の中の道路であり、市民生活や経済活動等に伴う自動車交通等を円滑に処理するだけでなく、市民が散歩を楽しんだり、祭りやイベントが開催されるなど人々が集い語り合う都市において最も基礎的な公共空間です。
また、街路の持つ空間機能としては、その他にも地下鉄や路面電車といった公共交通機関や上下水道、電力等のライフラインを収容し、災害時には避難路を提供し延焼を防ぐ防火帯の機能もあります。
さらに、街路は市街地の街区を構成し、沿道の市街化を誘導する機能を持っており、都市の基盤としてのまちづくりの方向性を決める重要な役割を担っています。
一方、「街路事業」と称する場合の「街路」とは、都市計画法第11条第1項に規定する都市施設として位置づけられている道路をいいます。
街路事業は、都市部(市街地)における都市計画道路を整備するもので、交通の混雑を解消し、交通安全を推進し、沿道利用を高めるものですが、都市の中での人と人とのふれあいの場、コミュニケーションの場をつくることにも重点を置き、快適な都市環境の創造を目指していくものです。
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