埋蔵文化財調査
新貨物ターミナル建設予定地で埋蔵文化財調査を行っています!
新貨物ターミナル建設予定地では、6月から中原遺跡の埋蔵文化財発掘調査に着手しました。
現在は、重機による表土掘削とその下にある文化層の調査を行っています。文化層調査は、移植ゴテやジョレン(土を敷き均す道具)などを使い手作業で行うもので、遺構とよばれる建物跡や、遺物といわれる土器・石器などを確認しながら、遺跡の姿をあらわにする調査です。
6月は40名程の作業員がこの調査を行い、既に現地盤から40センチ程の深さのところに、奈良時代のものと思われる住居址が出現しています。7月は、引き続き文化層調査を実施していきます。また今後、現地説明会等も開催する予定です。
新貨物ターミナル建設予定地で埋蔵文化財調査が始まりました!
県と沼津市は、新貨物ターミナル建設予定地で、6年ぶりに中原遺跡の埋蔵文化財調査を始めました。
平成28年6月1日から現地作業に着手し、発掘調査のピークは8月頃になる見込みです。調査の進捗に合わせて、現地見学会などを開催する予定です。
調査期間
平成28年6月1日~平成29年3月下旬予定(平成28年度の現地調査)
調査箇所
沼津市一本松地内(新貨物ターミナル予定地及び調整池予定地)
調査面積
約5,000平方メートル
調査機関
沼津市教育委員会(沼津市文化財センター)
施行主体
静岡県沼津土木事務所及び沼津市沼津駅周辺整備部
中原遺跡の概要
平成20~22年度の発掘調査により、約1,300年前の建物跡約130軒や1,000年前の溝や柱穴などが発見されており、出土した遺物はコンテナ220箱におよび、中にはガラス小玉を作った鋳型や鉄製品を作るための道具も出土しています。
古墳時代の終わりごろから奈良時代にかけて、装飾品や鉄製品の生産を行う職人たちの集落があったと推測されています。
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