エシカルライフ

人への想い

人への優しさで、自分にも優しくなれる。エシカルな視点が社会を変える。

私たちが日々ゆたかに暮らす日常がある一方で、世界中を見わたせば個人の努力だけでは解決できない問題を抱え、悩み苦しんでいる人は少なくありません。貧困や紛争、病、障害。学校に行けず過酷な環境で働く子どもたち。

「エシカル」とは、そうした人たちに光を当て、少しでも変えていこうとするアクションのこと。たとえばフェアトレード商品を選ぶ。障害者施設で作られた授産品を使う。

一つひとつの小さな、それでいて商品の向こうに「人」を想う選択が、社会を動かし、人の生きがいある人生を後押しします。

エシカルで、私も、誰かも幸せになる。毎日の暮らしの中に、自分らしいエシカルを。

 

エシカルアクション

・フェアトレード商品を買う

・人権に配慮して作られた商品を買う

・障害のある方が作った商品を買う

・障害のある方が働いている店を選んで利用する

社会への想い

地域を思う視点で選ぶ、行動する。エシカルな消費が社会を支えるチカラになる。

私たちが暮らす地域、あるいは旅行で訪れる土地には、それぞれの場所で生産された食べ物があります。地域でとれたものをその土地で消費することで輸送エネルギーを抑えたり、地元の生産者を応援する「地産地消」もまたエシカルの一つ。災害の被害にあった土地や過疎化が進む地域のものを積極的に購入し、その地域に貢献する「応援消費」も同じです。

地域と、地域に暮らす人々に目を向け、ものを選ぶときにも思いを巡らせる。その思いやりが、社会を変える力につながります。

エシカルで、私も地域も幸せになる。

毎日の暮らしの中に、自分らしいエシカルを。

 

エシカルアクション

・地元のお店や商店街で買う　・地場産品を買う

・伝統を大切にした商品を買う　・寄付つき商品を買う

・被災地の産品を買う

・動物を傷付けずに作られた商品を買う

 

環境への想い

私たちの暮らしを取り巻く環境を、ずっと美しく保つために、一人ひとりのエシカルが環境を守る。

私たちを取り巻く世界が有限であることは、すでに多くの人が気付いて動き始めています。

限りある資源を大切にし、廃棄を減らし、水産物の乱獲をしない。そんなアクションが世界中で起こっています。

例えばその一つ「MSC」認証は、持続可能な漁業で取られた水産物に付けられる「海のエコラベル」。漁獲量や時期、魚の大きさが守られた適正なものを示す印です。

環境に負荷の少ないもの、環境保全に配慮している商品には、こうしたさまざまなマークが表示されています。私たちがそれらを知って目安とすることは、環境にやさしい、持続可能な社会を目指していると表現することになります。

それこそが、エシカルな消費の大きな目的。毎日の暮らしの中に、自分らしいエシカルを。

 

エシカルアクション

・エコバッグを持参する　・マイボトルを持参する　・環境などに配慮した認証ラベルがついた商品を買う

・減農薬、減肥料農産物を買う　・必要なものを必要な分だけ買う　・食べ物を残さない

・ペットボトルや古紙などをリサイクルに出す　・まだ使える不用品をフリーマーケットに出す

・公共交通機関を利用する　・節電を心がける　・自然エネルギーを利用する

・省エネ商品やリサイクル商品を買う　・グリーン購入をする　・温暖化防止に積極的な企業の製品を選ぶ