南アルプスの紹介
高山植物の種類
1983年の静岡県自然環境基本調査において、約500種以上の種が確認されています。植生の南限種、固有種は全国的に見ても多いといわれています。
高山植物とは?
正確な定義はないが、一般にハイマツ帯以上の“高山帯”を主な生育域とする植物のことをいいます。
- 氷河期には現在よりも低い地域にまで分布域を広げていたが、氷河期が終わると北方や高山などの寒冷な環境下に生き残ったと考えられています。
- 厳しい環境条件と高山という孤立した地域にしか生育し得ない高山植物は、今後、分布域を広げることは非常に困難であり、また、一度踏み荒らされるとその復元も難しいといわれています。
- このように貴重な高山植物は、各種の法律等でその採取が規制されるなどの保護が図られています。
南アルプス登山者の増加
南アルプス国立公園における利用者数は年々増加傾向に有り、今後も増加が予想されます。
南アルプス国立公園利用者数の推移
年度 |
利用者数(県内) |
---|---|
平成24年 |
30,000 |
平成25年 |
40,000 |
平成26年 |
31,000 |
平成27年 |
32,000 |
平成28年 |
30,000 |
平成29年 |
32,000 |
平成30年 |
28,000 |
増加要因
- 県民の余暇形態の多様化(アウトドア志向)
- 百名山による中高年登山ブーム
- 県有山小屋(10ヶ所)の建替え整備完了(床面積増加、調理室の設置等による利便性の向上)
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