静岡県建築士事務所協会と「建築物木材利用促進協定」を締結しました!
令和5年3月28日に一般社団法人静岡県建築士事務所協会と県は、県内の建築物における県産材の利用促進に連携して取り組むため、「脱炭素社会の実現に資するための建築物等における木材の利用の促進に関する法律(木促法)」に基づく「建築物木材利用促進協定」を締結しました。
1 協定の概要
要旨
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、一般社団法人静岡県建築士事務所協会と県は、木造建築物の設計・施工に係る技術者の確保や木造建築物の啓発活動等において連携及び協力し、静岡県産材の利用を促進する。
取組内容
協定者 | 取組内容 |
---|---|
一般社団法人静岡県建築士事務所協会 |
・木造建築に係る技術者の確保のための研修会の開催 ・表彰制度などによる、模範となる木造建築物の普及啓発 ・県や県内の木材供給者との連携を強化し、県産材の積極的な利用に努める など |
静岡県 |
・協会の開催する研修会への参画 ・県内の木材供給者との交流の場の提供 ・協会の会員による県産材利用のPR など |
2 協定に基づく取組
中大規模木造建築物に関する講習会
建築士等を対象として、「中大規模」の木造をかんがえるための講習会(第1回目)を11月29日(水曜)に静岡県建築士事務所協会との共催で、開催しました。
当日は、約30人が参加し、「基礎の基礎編」として、木造建築物の設計で必要な基礎知識の習得と疑問解消のため、理解しておきたい「材料」「加工」「計画」をテーマに、設計事例を含めた実践的な講義や、木造2階建て事務所の計画を題材にワークショップを行いました。
3 参考
一般社団法人静岡県建築士事務所協会
建築士法に基づく法定団体
目的:建築設計、工事監理等の業務のスキルアップと建築士事務所の健全な発展を図り、それによって公共の福利の増進に寄与する
会員:建築士法に基づく建築士事務所(正会員384社、協力会員:196社(R5.2現在))
主な活動:建築士事務所登録業務、耐震診断・補強計画業務、定期建築無料相談会の開催、法定講習会の開催、建築設計・工事監理等の業務のスキルアップにつながる講習会・研修会の開催など
建築物木材利用促進協定(木促法15条第1項)
・事業者等による建築物における木材利用の促進に関する高層及び地方公共団体による構想の達成に資するための支援に関する事項を定めた協定
・全国で事業者等と都道府県で22件の協定が締結されている(R5.2.15時点)
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