東京2020オリンピック・パラリンピック×しずおかの木 レガシー材とは一体”何者”??

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ページID1064335  更新日 2024年7月9日

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東京2020オリンピック・パラリンピックと静岡県のつながりや、レガシー材についてご紹介!

また、皆様から多くの御応募をいただいたレガシー材を利用した作品の今をお知らせします!

選手村ビレッジプラザ

レガシー材

レガシー印

レガシー印

レガシー材で作ったベンチ


レガシー動画サムネイル

はじめに…県産材を使うと何が”良い”の?

静岡県の森林から生産された木材(県産材)を積極的に利用することで、地域の森林整備が進みます。適正に整備された森林は、水源涵養や土砂災害防止等、様々な森林の機能(公益的機能)を発揮します。

地元の森林整備が進みます!木の家はいいことがいっぱいです!

県産材を使用することで、地元の森林や私たちの暮らしに”良い”ことがたくさん!

木材は炭素を長期間保存するため、木材を利用することはカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みにも貢献します。

また、静岡県で県産材を使うと、運搬時に排出されるCO2の削減にもつながり、地域の持続可能性を高めます。

SDGsやカーボンニュートラルにつながります!地域経済を回そう!

県産材を使うと地域にも”良い”ことがたくさん!

 

県産材で家を建てるとさらに”良い”ことが!!
詳しくは動画をチェック!

動画をチェック

1.東京2020選手村ビレッジプラザに森林認証材を提供しました

静岡県は、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が全国に呼び掛けたプロジェクト「日本の木材活用リレー みんなで作る選手村ビレッジプラザ」に賛同し、選手村ビレッジプラザの建築資材として静岡県産森林認証材を提供し、その品質と供給力を世界に発揮しました。

「選手村ビレッジプラザとは?」詳しくご説明します!

品質と供給力を世界に

選手村ビレッジプラザに静岡県産森林認証材を提供したプロジェクトについて、関係者のインタビューを交え紹介しています。詳しくは動画をご覧ください。

2.静岡県から提供された木材が選手村ビレッジプラザに使用されました!(内覧会の様子)

令和2年1月29、30日に木材提供に協力した全国の自治体及び協力者が選手村ビレッジプラザに招かれました。さて、静岡県の木材はどこに?

まずは外観です。ふんだんに木材が使用され、重厚感が漂います。

ビレッジプラザ

ビレッジプラザにある

ビレッジプラザの場所


3本の柱をねじった構造が特徴的な内観

三本の柱

三本の柱ねじり

三本の柱内観


床・天井・柱にも「静岡県」を発見!

床 静岡

天井 静岡県

柱 静岡県


全国各地の木材が使用されています。「静岡県」もしっかりいます!

大会終了後、木が新たな姿に


大会終了後、提供したしずおかの木が新たな姿に....!?

3.皆様からレガシー材を活用したアイデア作品を募集しました

大会終了後、提供した木材を大会のレガシー(遺産)として利用するため、県民の皆様からアイデアを募集しました。その結果355作品の応募があり、この中から6作品が優秀作品として選定されました。

アイデア作品

各作品の作者の皆様

  • 五弁の富士山ベンチ 作者:静岡市葵区 チーム「ふーじーず」のお二人
  • これはペン立てです 作者:県立浜松大平台高校3年 鈴木大侃さん
  • 静岡ラック 作者:静岡市清水区 チーム「azalea」のお二人
  • 角材を使ったブックラック 作者:県立静岡農業高校3年 三浦千穂さん
  • ロングチェア(WORLD) 作者:県立富岳館高校1年 桐山実海さん(受賞対象はロングチェア)
  • 多様性のフラワーベース 作者:浜松市西区CBAさん

4.製造の様子

県民アイデア6作品の製造の様子をご紹介します。
木材の良さや東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会が県内で開催された証を伝え残すため、新たな姿に生まれ変わったビレッジプラザ提供木は、県内各地に設置・配布されています。
皆様もぜひ、東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の感動に触れてみてください。

ロングチェア

ロングチェア

ロングチェア加工
組み立て用の加工を施します。
加工した部分がこちら。

ロングチェア木材

焼印
焼印を入れます。

完成 県内各地の公共施設に設置
完成!県内各地の公共施設に設置されています!

ブックラック

一見すると木の塊
一見すると木の塊ですが...
機械で木を削る
機械で木を削って
組み立て
組み立てて完成です!

5.県内設置場所

静岡県庁県民サービスセンター(静岡市)、県立富岳館高等学校(富士宮市)、足柄駅交流センター(駿東郡小山町)、富士市役所庁舎(富士市)をはじめとした、県内各地に設置されています。

什器の設置個所については下記をご覧ください。

什器6種類

6.什器を利用した皆さんの声

什器を設置した公共施設の利用者等にアンケートを実施しました

○ 施設利用者の方からの声
 →・雰囲気がいい ・木のいい香りがする ・木のぬくもりがやさしく癒してくれる感じがする など

○施設職員等からの声
 →・施設の雰囲気に調和する ・木のいい香りがする ・木のあたたかみが伝わる など

○什器設置以降、気になること
 →・割れが気になる ・変形・変色しないか心配 など

○今後の木製什器の設置について
 → 約7割の施設が、「機会があれば設置したい」と希望

什器写真

木の香りや温かみ、雰囲気などについて多くの声をいただくことができました。レガシー材アイデア作品を身近な場所に届ける取組を契機に、県民の皆様に県産材の良さや使う意義を広げて参ります。

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このページに関するお問い合わせ

経済産業部森林・林業局林業振興課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2612
ファクス番号:054-221-2829
rinshin@pref.shizuoka.lg.jp