平成27年度大気汚染及び水質汚濁等の状況

調査結果の概要

1　大気汚染の状況

二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質及び微小粒子状物質（PM_2.5）は、全ての有効測定局で環境基準を達成しました。

光化学オキシダントは、依然として全ての有効測定局で環境基準を達成しませんでした。

ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン及びジクロロメタンは、全ての測定地点で環境基準を達成しました。

2　水質汚濁の状況

生活環境項目のBOD及びCOD（注1）の環境基準の達成率は、河川98％、湖沼50％、海域90％でした。健康項目（注2）は、全ての測定地点で環境基準を達成しました。

地下水の環境モニタリング調査では、97％の地点で環境基準を達成しました。

（注1）河川はBOD（生物化学的酸素要求量）、湖沼と海域はCOD（化学的酸素要求量）
（注2）重金属、有機溶剤等の有害化学物質

3　ダイオキシン類の状況

大気、水質、底質、地下水及び土壌について、全測定地点で環境基準を達成しました。

4　自動車騒音の状況

昼間及び夜間における環境基準の達成率は、昼間及び夜間ともに達成したのは95.5％、昼間のみは1.2％、夜間のみは0.4％でした。

5　航空機騒音の状況

富士山静岡空港周辺、航空自衛隊静浜基地周辺及び浜松基地周辺においては、全測定地点で環境基準を達成しました。

6　新幹線騒音の状況

新幹線鉄道沿線地域（軌道から25m）の環境基準の達成率は、53.8％でした。

資料

• 平成27年度大気汚染及び水質汚濁等の状況（詳細）