株式会社タカラトミー4
こんにちは!UD特派員の新沼涼哉です。
今回は共遊玩具がどのようにして誕生したのかを紹介します。
1980年代後半の不況により、ハンディキャップトイ研究室の活動を続けることが難しくなってしまった後、研究室のメンバーではなかった社員から、あるアイデアが出ました。
それは、
「特別に専用にしようとするからコストがかかるのであって、ふつうのおもちゃに目が見えなくても楽しめるような工夫をすればいいのでは」
というものでした。
これが、今の共遊玩具の考え方のはじまりです。
「一般のユニバーサルデザインは、考え方が倫理的に進歩して、専用ではなく皆が普遍的に使えるものを、というところから生まれてきたと思うが、共遊玩具は少し違い、今までやってきた専用のものが作れない状況になり、それでも同じような活動を残したかった思いで生まれた」
共遊玩具はこのようにして誕生したそうです。
次回からいよいよ共遊玩具を何点か紹介します。
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