株式会社タカラトミー3
こんにちは!UD特派員の新沼涼哉です。
目の見えない子どもたちが遊べるおもちゃに取り組んだのは、施設を訪ねた際に、親子全員から「動いていない時も音が鳴り続けるボール」という共通の希望が出たからだそうです。
そこから、障がい者専用のおもちゃとして、振動センサー付きのメロディチップを入れたボールを開発し、多くの好評を得ました。
メロディボールは、目の見えない人たちが買いに来る専用の施設で販売され、約3000個も売れる大ヒットを記録しました。
しかし、市場が小さいため売れ数はわずかで利益を出すことができなかったそうです。
当初は、社会貢献だと考え利益は気にせずに活動を進めていましたが、1980年代後半の不況により、活動を続けることが難しくなってしまいました。
次回は、共遊玩具がどのように誕生したのかを紹介します。
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