しつけの静岡方式
”しつけ”を考えたいときに
しつけの静岡方式
家庭でのしつけは、人づくりの土台とも言えるものです。
”しつけ”は”躾”とも書き、「礼儀作法を身につけさせること。また、身につけた礼儀作法」という意味に続いて、「縫い目を正しく整えるために仮にざっと縫いつけておく」という意味があります。
つまり、”しつけ”は”美しい”という価値感(注)と関わり、その到達目標に向かって”仮にざっとしておく”ことなのです。
家族みんなで”美しい”ということを楽しく模索しながら、”しつけ”は社会全体で仕上げていけばよいと気楽に考えて、みんなで”しつけ”の静岡方式を創り出しましょう。
(注)価値感~提言では、美しく感じるくらいという意味で、価値”感”と表現しています。
”しつけ”の静岡方式を創り出すための3つの柱
「人づくり百年の計委員会」提言では、”しつけ”の静岡方式を作り出せるよう、次の3つの柱を立てています。
美しく挨拶しよう
- 家庭での挨拶は、子どもの安心感を生み、家族の絆を増していきます。
- まず、大人から子どもへの美しい挨拶で、子どもの自尊心をはぐくみましょう。
- 「おはよう」「いただきます」「ごちそうさま」「ただいま」「おやすみなさい」の5つの言葉をはっきり言う習慣をつけましょう。
美しく歩こう
- 美しく歩くというのは、「人間らしい立ち居振る舞い」のひとつです。
- 背筋を伸ばしてきれいな姿で歩きましょう。
- 歩くことのほかにも、靴をそろえる、箸をきちんと持つなど、家族なりの「作法」を家族みんなでつくりあげていきましょう。
美しく話そう
- 子どもが一人でテレビを見ているだけでは、言語的知性の発達は期待できません。
- 家庭での会話や本の読み聞かせなどにより、しっかりとした日本語を身につけさせ、自分のことや社会のことについて意見を表明する力をはぐくみましょう。
しつけの静岡方式について考えるために
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人づくりちょっといい話14
母の躾~背筋を伸ばして歩け(故草柳会長の文章から)
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