意味ある人

どんな人づくりをめざしているの？

「有徳の人」づくり

静岡県は、「富国有徳の「美しい“ふじのくに”づくり」東京時代から静岡時代へ」を県政運営の基本理念に掲げ、誰もが人生の夢を実現し、幸せを実感できるSDGsのモデル県を目指しています。

「富国有徳」は、「富（豊富な物産）」が「（有徳の人材）」に支えられ、富は士のために用いるという「富士」の字義を体した理念であり、「有徳の人」は、美しい“ふじのくに”づくりの礎となるものです。

教育を受ける権利は、日本国憲法で保障されている基本的人権であり、「有徳の人」の育成に向けては、この地に暮らす誰もが人生の夢を実現し、幸せを実感するための基礎となる「誰一人取り残さない教育の実現」に全県を挙げて取り組んでいくことが重要です。

目指すべき人物像や「有徳の人」づくり宣言を県民の皆様と共有し、一人ひとりの中にある「才」と「徳」を高めることを通じ、本県の未来を担う「有徳の人」の育成を社会全体で進めていきます。

「有徳の人」とは、次のような人です

1. 知性・感性・身体能力など、自らの個性に応じて「才」を磨き、自立を目指す人
2. 多様な生き方と価値観を認め、自他を大切にしながら「徳」を積む人
3. 「才」を生かし「徳」を積み、社会や人のために貢献する「才徳兼備」の人

「有徳の人」づくり宣言

誰一人取り残さない教育を実現し、気品をたたえ、調和した人格をもち、また、「富士」の字義にふさわしい物と心の豊かさをともに実現する「有徳の人」を育成するため、

• 一、「文・武・芸」三道の鼎立を実現します。
• 一、生涯にわたって自己を高める学びの場を提供し、多様な人材を生む教育環境を実現します。
• 一、地域ぐるみ、社会総がかりの教育を実現し、「才徳兼備」の人づくりを進めます。