新型コロナウイルス感染症に関連する人権への配慮について
静岡県教育委員会では、人権に対する正しい理解を深め、人権感覚と自己肯定感を高めることにより、「自他の人権を大切にする態度や行動力」を育成することを目標に、学校、地域、家庭と連携し、人権尊重の意識が育まれた温もりあふれる静岡県の実現を目指しています。
新型コロナウイルス感染症の感染者や濃厚接触者とその家族、感染者の治療にあたる医療従事者やその家族、外国から帰国された方や外国人に対する偏見や差別につながるような行為は決して許されるものではありません。
子ども達が新型コロナウイルス感染症に関連するいわれなき差別、偏見、いじめを受けることがないよう、以下の点に留意し、他人の気持ちになって「想像し、共感する」学校づくりへの取組を引き続きお願いします。
正しい情報に基づいて冷静に行動する
新型コロナウイルス感染症に関連する様々な情報の中には不確かな情報や事実と異なる情報があります。氾濫する情報に翻弄されることなく、正確な情報を入手することが大切です。
万が一、身近なところで感染者が発生した場合には、冷静さを失わず、適切な対応がとれるよう心がけることが重要です。
相手の気持ちに思いを向けて行動する
相手の気持ちを想像することができなくなることは、いじめや差別などの人権侵害を引き起こす原因の一つとなります。
例えば、インターネットで他人の個人情報を流したり、誹謗中傷や無責任なうわさを広めたりすることも、人権侵害につながります。お互いの顔は見えなくても、直接人と接するときと同じようにルールやモラルを守り、相手の人権を尊重することが大事です。
常にお互い、人権に配慮した言動を心がけるとともに、一人ひとりの言葉に丁寧に耳を傾け、それぞれが置かれている状況や心情に思いを向け、思いやりを持って気づいたことを行動に移す気持ちが大切です。
掛川市立桜が丘中学校の実践例を紹介します
掛川市立桜が丘中学校で行われた実践(令和2年5月27日)について紹介します。
なお、実践に関する問合せは、静岡県教育委員会教育政策課人権教育推進室(054-221-3133)にお願いします。
参考リンク
【学習例】新型コロナウイルス感染症に伴う人権について考えよう
児童生徒向けの学習例を作成しました。各学校で実践する際の参考として御活用ください。
- 学習例「体調がわるい友達がいたら」 (PDF 584.7KB)
- 学習例「SNSでのうわさ」 (PDF 581.7KB)
- 学習例「感染を疑う気持ちばかりが先に広がって」 (PDF 614.2KB)
- 学習例【三島市立山田小】「STOP!誹謗中傷」 (PDF 374.0KB)
参考リンク
- 「静岡県新型コロナウイルスに係るSTOP!誹謗中傷(動画)」(フルバージョン、5分54秒)(外部リンク)
- 「静岡県新型コロナウイルスに係るSTOP!誹謗中傷(動画)」(ショートバージョン、1分47秒)(外部リンク)
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会教育政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3168
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