しずおかリトルベビーハンドブック
小さく生まれた赤ちゃんと
ママ・パパのための母子手帳ができました
新たに外国人の小さく生まれた赤ちゃんと
ママ・パパ向けに外国語版(7言語)ができました
電子ブック版
しずおかリトルベビーハンドブック
しずおかリトルベビーハンドブックとは?
しずおかリトルベビーハンドブックは、静岡県にお住まいの小さく生まれたお子様とご家族のための手帳です。
通常の母子健康手帳は満期産を前提に作られていることから、早産等によって小さく生まれた赤ちゃんは成長の記録や確認をすることが難しく、思ったように記録することができない母子健康手帳を見るたびにご家族も落ち込んでしまうという声がありました。
小さく生まれた赤ちゃんのご家族のみなさまの声を聞いて、行政としてできることがないかと考え、平成29年度「しずおかリトルベビーハンドブック」を作成することが決まりました。作成にあたっては、平成22年度に「育ててよし、ふじのくに民間チャレンジ応援事業」の交付金で、支援団体ポコアポコが作成したリトルベビーハンドブックの思いを引き継ぐこととなりました。
ポコアポコをはじめとする当事者団体のみなさま、医療機関の関係者のみなさま、市町行政の代表者のみなさまなど、多くの関係者による話し合いを行い、平成30年3月、小さく生まれたお子様のご家族や支援者の声をたくさん盛り込んだ素敵な手帳が完成しました。
しずおかリトルベビーハンドブックはどのような人がもらえますか?
しずおかリトルベビーハンドブックの配布の対象となる方は、
- 出生体重が1,500g未満の場合
- 1以外の低出生体重児で支援が必要な場合
となります。
しずおかリトルベビーハンドブックはどこでもらえますか?
主に、県内にある総合周産期母子医療センター(3か所)、地域周産期母子医療センター(10か所)で配布をしています。
病院以外での配布につきましては、各市町の保健センターや子育て世代包括支援センター等の母子保健担当課や静岡県庁こども家庭課までご相談ください。
総合周産期母子医療センター(3か所)
- 静岡県立こども病院
- 聖隷浜松病院
- 順天堂大学医学部附属静岡病院
地域周産期母子医療センター(10か所)
- 沼津市立病院
- 富士市立中央病院
- 静岡済生会総合病院
- 静岡市立静岡病院
- 焼津市立総合病院
- 藤枝市立総合病院
- 磐田市立総合病院
- 浜松医療センター
- 聖隷三方原病院
- 浜松医科大学医学部附属病院
静岡県庁こども家庭課(電話番号 054-221-3309)
しずおかリトルベビーハンドブックの外国語版を作成した経緯は?
静岡県内で生まれた子どもやその母親が国籍に関係なく、悩みは同じです。
誰でも切れ目ない母子保健サービスを受けられるようにするため、外国人の低出生体重児や母親・父親への支援のひとつとして作成しました。
しずおかリトルベビーハンドブックの外国語版の種類は?
静岡県在住外国人出身国上位6カ国7言語に対応した低出生体重児向け母子健康手帳「しずおかリトルベビーハンドブック」を作成しました。
しずおかリトルベビーハンドブックの使い方
この手帳はご家族が記録するノートです
お子様が生まれたところから概ね3歳までの成長や医療の記録をすることができます。
ご家族でご活用ください。また、市町で交付された母子健康手帳は、妊娠期から子育て
期まで、健診や予防接種などの記録がされますので、母子健康手帳と併せて使用してください。
医療機関・市町母子保健担当のみなさまへお願い
お子様が多くの人に愛され、成長を見守られたことの貴重な記録になりますので、入院
中の様子や、健診時の記録など、お子さんに関わった方はぜひ記録のお手伝いやメッセ
ージの記入についてご協力をお願いします。
※しずおかリトルベビーハンドブックの内容を利用・引用する際は、静岡県庁こども家庭課(電話番号054-221-3309)までご連絡ください。
(参考情報)最新の成長曲線について
出生体重別の医療機関退院後における低出生体重児の身体発育曲線はこちらを参考にしてください。
(こども家庭庁が運営する「すこやか親子21」のホームページに掲載されています)
また、記録した成長曲線の解釈については、主治医の先生と御相談のうえ御活用ください。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部こども未来局こども家庭課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3309
ファクス番号:054-221-3521
kokatei@pref.shizuoka.lg.jp