県議会だより第124号(5) ピックアップ委員会 常任委員会での質問と答弁から
総務委員会
Q.法人事業税の超過課税更新に寄せられた意見および条例改正の周知方法は。
A.地域貢献や社会貢献になる、地震・津波対策は継続的、計画的に行う必要があるとの賛成意見がある一方、税率を下げてほしい、超過課税が当たり前と言われても困るとの反対意見もある。経済団体や対象法人に改正された旨を通知するほか、HPや県民だより等で周知していく。
危機管理くらし環境委員会
Q.火災予防に向けた今年度の取り組みの重点項目は。
A.就寝時の逃げ遅れによる死者を1人でも減らすため、秋の火災予防運動において、各消防本部と連携して住宅用火災警報器についての啓発キャンペーンを行った。特に、警報器の設置義務化から既に10年以上経過しているため、定期的な点検や適時適切な取り換えについて重点的に指導、助言を行っている。
文化観光委員会
Q.富士山の眺望を生かした駿河湾フェリーの利用者拡大策は。
A.四季折々の富士山の姿を海上から楽しめる魅力を広く情報発信するとともに、運航率向上に向け、土肥港の代替発着港を検討する。令和7年度から清水港の発着場所を清水駅に隣接する江尻地区に移転することで、交通アクセスが向上することも積極的にPRする。
厚生委員会
Q.令和6年度に着工する(仮称)静岡県動物愛護センターの整備方針は。
A.動物を飼育する部屋はストレスを与えないよう広さや採光に配慮し24時間空調を行うとともに、健康管理のための診察室や不妊去勢手術室も設置する。動物と触れ合うマッチングルームや展示室、屋外グラウンドでのイベントの開催等を通じ県民に親しまれる開かれた施設とする。
産業委員会
Q.「静岡の清酒」が地理的表示(GI)の指定を受けたことに伴う効果は。
A.本県の日本酒が歴史や風土など産地ならではの特性を持ち、原料や製法などの生産基準を満たす地域ブランドとして認知されるため、国内外での需要増加と販路拡大が期待される。また、輸出は年々増加しており、品質と価値が担保されることで、さらなる促進が期待できる。
建設委員会
Q.砂防指定地管理条例の改正目的と罰則による盛り土行為抑止の考え方は。
A.違反行為の抑止と指導強化により砂防指定地内に新たに不適切盛り土を発生させないことを目的としている。罰則は、地方自治法で認められる上限の2年以下の懲役または100万円以下の罰金に引き上げるとともに、監督処分の公表規定の追加により違法行為への抑止力を確保する。
文教警察委員会
Q.迷惑行為等防止条例の改正により追加・新設される規制対象行為は。
A.住居や勤務先など被害者が通常所在する場所に加え、立ち寄った店舗など現に所在する場所でのつきまとい行為等を規制対象とするとともに、被害者に連続して文書を送付する行為を追加する。また、相手方の承諾を得ずにGPS機器を取り付ける行為等を新たに規制する。
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2月定例会
- 開会
- 2月20日
- 質問
-
2月27日・28日・29日
3月1日・4日・5日
- 常任委員会
- 3月7日・8日・11日・12日
- 閉会
- 3月18日
※日程は、今後変更になる場合があります。
本会議、委員会ともに県庁本館4階で傍聴できます。
日程および傍聴に関する問い合わせ先
県議会事務局議事課 電話:054-221-3481
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