県議会だより第122号(5) ピックアップ委員会 常任委員会での質問と答弁から

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ページID1055335  更新日 2023年8月20日

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総務委員会

Q.知事の給与返上発言に関し、返上しなかった理由及び知事からの相談の有無は。

A.知事自身が熟慮した結果、常に辞職勧告決議を突きつけられていることを肝に銘じながら、県民全てのために公人として職責を果たすべきと判断したと認識している。事務方への相談はなかったが、知事に対して積極的に進言を行わなかった点は配慮が足りなかったと反省している。

危機管理くらし環境委員会

Q.地震・津波対策の今後の取り組みは。

A.今年度から地震・津波対策アクションプログラム2023に取り組んでいる。新たな目標である想定犠牲者の9割減災を目指し、「わたしの避難計画」の全県民への普及などを通じて早期避難意識のさらなる向上を図るとともに、被災者の健康被害を最小化するため、避難環境の質の確保にも取り組んでいく。

文化観光委員会

Q.黄金KAIDOプロジェクトによる観光誘客の取り組みは。

A.静岡、山梨、長野、新潟の四県が一体となり、金山や金をテーマに域内の周遊促進を図る。高速道路が乗り放題となるドライブプランの販売、御朱印や御城印などを収集する旅のキャンペーン等を実施する。周遊観光ルートの開発や旅行商品の造成、旅番組の製作にも取り組む。

厚生委員会

Q.医学修学研修資金を利用した学生が卒業後県内病院に勤務することで返還免除となる制度の効果は。

A.免除の対象となる病院は公的病院だけでなく救命救急センター等を含めた民間病院にも拡充しており、現在55病院である。また、浜松医科大学等と調整し、医師少数区域への勤務を促すなど医師不足および医師偏在の解消に一定の効果があったと考える。

産業委員会

Q.新食肉センター整備計画でECI方式を採用した目的および効果は。

A.操業している現食肉センターの敷地内で、衛生状況を確保しながら行う難易度の高い新築、増改築工事であり、国の事業要件である工期等の多くの課題に対応するため、ECI方式を採用した。事業の設計段階から施工者の技術力を反映させることでコスト縮減と工期短縮を図る。

画像:新食肉センターイメージ
新食肉センターイメージ

建設委員会

Q.伊豆中央道と修善寺道路の料金徴収の延長理由は。

A.無料化に伴う交通量増加による渋滞や経年劣化による大規模修繕が見込まれることから料金徴収期限を延長する。あわせて有料道路事業を活用した静浦バイパスの整備により交通分散を図り、伊豆縦貫自動車道の一部の役割を担う道路として高速性、定時性を確保するとともに、適切な維持管理を行っていく。

文教警察委員会

Q.「高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な信号機等の基準を定める条例」の改正内容とその周知方法は。

A.道路交通法の改正に伴い、最高速度が時速6キロ以下で走行する電動キックボード等が、歩車分離式信号機の歩行者用信号に従い歩道を通行できることとした。販売業者等と連携し、あらゆる機会を通じて通行方法を周知する。

本会議・委員会を傍聴しませんか

9月定例会

開会
9月21日
質問
9月26日・27日・28日・29日・10月2日
常任委員会
10月4日・5日・6日
閉会
10月13日

※日程は、今後変更になる場合があります。
本会議、委員会ともに県庁本館4階で傍聴できます。

日程および傍聴に関する問い合わせ先
県議会事務局議事課 電話:054-221-3481

傍聴の案内は、動画でもご覧いただけます。

このページに関するお問い合わせ

静岡県議会政策調査課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2559
ファクス番号:054-221-3572
gikai_chousa@pref.shizuoka.lg.jp