県議会だより第122号(1)5月臨時会ダイジェストほか
5月臨時会ダイジェスト
5月19日、5月臨時会を開催しました。
初めに正副議長選挙を行い、中沢公彦議長と鈴木澄美副議長を選出、続いて常任委員会と議会運営委員会の委員等を選任するとともに、静岡地方税滞納整理機構議会議員の選挙を行いました。
また、知事から提出された監査委員の選任議案について同意しました。
選出された正副議長
6月定例会ダイジェスト
6月定例会は、6月23日から7月13日までの21日間開催しました。
開会日に知事から28議案が提出され、一般会計補正予算など緊急を要する3議案について、常任委員会での審査を経て、同日可決しました。
代表質問及び一般質問では13人の議員が登壇し、知事の政治姿勢や激甚化・頻発化する豪雨災害への対応、物価高騰対策など県政全般にわたり活発な議論を交わしました。6月29日には、地域公共交通対策と子どもの孤立対策の2つの特別委員会の設置等を行いました。
その後、7つの常任委員会で議案の詳細な審査を行い、建設委員会では、伊豆地域における有料道路事業について、ETC専用レーンの早期導入等を求める附帯決議を可決しました。
7月12日の本会議では、各常任委員長の審査結果の報告の後、討論を経て、25議案を原案どおり可決または同意するとともに、国に対する5件の意見書案が提出され、全て可決しました。
その後知事から、令和3年11月の辞職勧告決議を受けた際に表明した自身の給与と期末手当の返上に関して報告があり、質疑を行いました。
これを受けて、議員から「川勝平太知事に対する不信任決議案」が提出され、7月13日午前0時過ぎの本会議において、記名投票の結果、賛成50票、反対18票で可決に必要な51票(出席議員の4分の3以上)を下回り否決しました。
※記名投票の各議員の賛否は本ページ下部に掲載。
※知事に対する不信任決議案の提出は50年ぶり。
※午前0時を越えての本会議は68年ぶり。
6月定例会可決した主な議案
令和5年度一般会計補正予算
93億100万円
主な事業
物価高克服に向けた追加策<92億3500万円>
- エネルギー価格高騰の影響を受ける消費者の負担軽減を図るため、LPガス料金の値引きを行うための経費の助成(新規)
- エネルギー価格高騰の影響を受ける事業者の事業継続を支援するため、中小企業等に対する電気料金の助成(新規) ほか
その他<6600万円>
- 令和4年台風15号被災中小企業の再建支援 ほか
意見書(件名)
- 頻発化する線状降水帯の発生に対する災害復旧事業の強化を求める意見書
- 国民皆歯科健診の実現を求める意見書
- 保育士の配置基準の見直し及び処遇改善を求める意見書
- 新型コロナウイルス感染症の後遺症に対する取組の強化を求める意見書
- 特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書
議案に対する各会派等の賛否
川勝平太知事に対する不信任決議案
記名投票の各議員の賛否
可決に必要な51票(出席議員の4分の3以上)を下回り否決した。
白票(賛成)50人 | |||
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伊藤 謙一 | 山本 彰彦 | 加藤 祐喜 | 赤堀 慎吾 |
河原﨑 全 | 天野 多美子 | 加畑 毅 | 岩田 徹也 |
大石 健司 | 望月 香世子 | 小沼 秀朗 | 杉本 好重 |
勝俣 昇 | 伊丹 雅治 | 牧野 正史 | 山本 隆久 |
桜井 勝郎 | 遠藤 行洋 | 塚本 大 | 盛月 寿美 |
鈴木 澄美 | 土屋 源由 | 佐地 茂人 | 中田 次城 |
江間 治人 | 河原崎 聖 | 藤曲 敬宏 | 野田 治久 |
木内 満 | 坪内 秀樹 | 飯田 末夫 | 西原 明美 |
市川 秀之 | 鈴木 啓嗣 | 鳥澤 由克 | 相坂 摂治 |
増田 享大 | 良知 淳行 | 和田 篤夫 | 宮沢 正美 |
竹内 良訓 | 落合 愼悟 | 中沢 公彦 | 鈴木 利幸 |
杉山 盛雄 | 植田 徹 | 中谷 多加二 | 天野 一 |
早川 育子 | 蓮池 章平 |
青票(反対)18人 | |||
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中山 真珠 | 松井 優介 | 鈴木 唯記子 | 杉山 淳 |
沢田 智文 | 良知 駿一 | 川崎 和子 | 田中 照彦 |
伊藤 和子 | 伴 卓 | 大石 哲司 | 田内 浩之 |
田口 章 | 小長井 由雄 | 佐野 愛子 | 阿部 卓也 |
曳田 卓 | 四本 康久 |
議員名は議席番号順に掲載
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