平成22年12月県議会定例会知事提案説明要旨4
平成22年12月 県議会定例会知事提案説明要旨
【4.平成23年度当初予算の編成】
次に、平成23年度当初予算の編成についてであります。
平成23年度の県税収入は、急激な円高が県内経済に与える影響など不安材料もあることから今後の動向を十分注視していく必要があります。また、国が公表した「平成23年度地方財政収支の8月仮試算」では、地方交付税、地方税など一般財源総額を前年度並に据え置く方針が示されましたが、一方で、社会保障関係費等の義務的経費が増加する見込みであることから、大変厳しい財政環境下での予算編成となっております。
こうした中ではありますが、来年度は、本年度策定する新しい総合計画の下、各種施策を着実に進めていく必要がございます。事業仕分けの結果や「ふじのくに行財政革新戦略会議」における議論を踏まえ、政策的経費全般の見直しを進める中で、財源不足額の解消と新しい財源捻出に取り組み、「富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり」に向け、最大限の努力を傾注してまいります。