令和3年9月県議会定例会知事提案説明要旨10
令和3年9月県議会定例会知事提案説明要旨
【10.歴史・文化資源を活用した観光地域づくり】
次に、歴史・文化資源を活用した観光地域づくりについてであります。
本県を舞台とする大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と「どうする家康」が、令和4年から令和5年にかけ、2年続けて放映される予定です。
この絶好の機会を捉え、関係市町や事業者等と連携し、源頼朝が北条政子とともに深い信仰を寄せ、江戸時代には徳川将軍も崇敬した伊豆山神社や、運慶作の国宝仏像が伝わる北条氏ゆかりの願成就院、源氏ゆかりの宝物を多数納める修禅寺、徳川家康が今川氏の人質時代に学び親しんだ臨済寺、天下人への足固めの歳月を過ごした浜松城など、県内各地に息づく様々な歴史・文化資源に光を当て、地域住民による価値の理解を促進し磨き上げてまいります。また、これらの恵まれた地域資源を活用することにより、県内外からの誘客や周遊を促進し、持続可能な観光地域づくりを進めてまいります。