令和3年5月県議会臨時会知事提案説明要旨7

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ページID1011110  更新日 2023年1月13日

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令和3年5月県議会臨時会知事提案説明要旨

【7.今後の県政運営】

最後に一言申し上げます。

私は、「富国有徳の美しい“ふじのくに”づくり」を基本理念に掲げ、誰もが努力をすれば人生の夢を実現でき、幸せを実感できる地域、すなわち、静岡県が「Dreams(ドリームズ) come(カム) true(トゥルー) in(イン) Japan(ジャパン)の拠点」となることを目指し、県政運営に邁進してまいりました。「県民幸福度の最大化」に向け、本県の有する素晴らしい「場の力」を最大限に活かし、現場に赴き、現場から学び、現場に即した政策を立てる「現場主義」を貫いてまいりました。

本年度、“ふじのくに”づくりの道筋を示す「静岡県の新ビジョン 富国有徳の美しい“ふじのくに”の人づくり・富づくり」の基本計画は最終年度を迎えます。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、予断を許さない状況ではありますが、これまで、計画全体の進捗は概ね順調に推移しております。これもひとえに、この未曾有の難局の中、県議会をはじめ、県民の皆様の御理解と御協力の賜物と心から感謝を申し上げます。

新型コロナウイルスは、変異株の発生等により、全国に甚大な影響を及ぼしており、その収束への見通しは依然として不透明な状況であります。県民の皆様の生活を守り抜くため、感染防止対策と経済活動の両立やワクチンの円滑な接種等に、引き続き、官民の叡智を結集して全力で取り組んでいかなければなりません。

また、リニア中央新幹線の問題は、県民の「命の水」の問題であり、また、ユネスコエコパークに登録され、人類の共有財産となった南アルプスの自然環境保全の問題でもあります。

こうした今そこにある大きな課題にしっかりと取り組んでいくとともに、総合計画に基づく持続的な発展を追求し、富国有徳の理想郷“ふじのくに”を創り上げていくため、引き続き、全身全霊を尽くしてまいりたいと思います。

以上、簡単ではございますが、私の説明を終わります。