ペットに関連する新型コロナウイルスの情報
新型コロナウイルス感染症の主要な感染経路は飛沫感染と接触感染であると考えられています。
ペットを触った際は石けんや水で手洗いをする、過度な接触を避けるなどの普段からの実施している一般的な衛生管理を実施しましょう。
現時点で、公表されているペットに関連する新型コロナウイルスの情報は以下のとおりです。
1.コロナウイルス感染症について
これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。
2.新型コロナウイルスは動物から人へ感染しますか?また人から動物へは感染しますか?
これまでのところ、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は見つかっていません。
ペットから人への感染については、海外において、人から動物が感染したと考えられる事例が報告されています。
ただ、人での発生は、人から人への接触によって引き起こされており、現在、人から感染した動物が、このウイルスを拡散する役割を担うという証拠はありません。
一般に、動物との過度な接触は控えるとともに、普段から動物に接触した後は、手洗いや手指消毒用アルコールで消毒などを行うようにしてください。
- 厚生労働省(動物を飼育する方向けQ&A)(外部リンク)
- 東京都獣医師会(外部リンク)
- 新型コロナ感染症から人とペットを守る (PDF 372.5KB)
- 厚生労働省(動物由来感染症)(外部リンク)
- 東京都獣医師会(飼い主のみなさまへ)(外部リンク)
3.新型コロナウイルスに感染した場合、ペットはどのようにすればよいですか。
基本、在宅療養される場合は、ご自身もしくはご家族で、入院される場合は、ご家族もしくはお世話をできる方にお願いしてください。
その時に注意していただく事項として東京都獣医師会を参考にしてください。
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