富士山の日フェスタ2012(開催終了)
<終了しました>
日本の象徴であり、世界にその美しさを誇る富士山は、古くから「信仰の対象」「芸術の源泉」として親しまれてきました。
静岡県では、県民の皆さんとともに、富士山について「学び」「考え」「想い」を寄せ、美しい富士山を後世に引き継いでいくことを決意する日として、2月23日を富士山の日と定めています。
3回目の富士山の日となった、平成24年2月23日には、「富士山の日フェスタ2012」をグランシップ(静岡市駿河区)で開催し、富士山世界文化遺産両県県民会議の発足式や富士山にまつわる講談、富士山世界文化遺産フォーラムなどのプログラムを通じ、たくさんの方々と富士山を「学び」「考え」「想い」を寄せる一日となりました。
富士山世界文化遺産両県県民会議発足式
平成25年の富士山世界文化遺産登録の実現と、将来にわたり富士山の価値を後世に継承するため、静岡・山梨の企業、団体等が参画する「富士山世界文化遺産両県県民会議」を発足しました。
当日は、静岡・山梨県が、それぞれ開催する「富士山の日」の式典において、発足式が催され、本県では、社団法人静岡県商工会議所連合会会長の後藤康雄氏が県民会議の発足を宣言するとともに、認定NPO法人富士山を世界遺産にする国民会議会長の中曽根康弘氏や山梨県知事の横内正明氏からビデオレターが寄せられたほか、富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくりリーディング・アドバイザー最高顧問の梅原猛氏より、富士山世界文化遺産に向けたメッセージをいただきました。
県民会議は、趣旨に賛同する会員が、富士山世界文化遺産の登録に向けた気運の盛り上げや清掃活動などに自主的に取り組む緩やかな連合組織で、会費の徴収などはありません。引き続き、会員の募集を行っていますので、企業、団体等の皆さんは、是非、参画をお願いします。
「ふじのくに芸術祭2012」オープニング宣言
『「ふじのくに芸術祭2012」オープング宣言』は、県立清水南高等学校の長澤さん・本多さんによるミニコンサートで幕を開けました。
ふじのくに芸術祭2012の開幕にあたり、静岡県文化協会会長の江﨑善三郎氏がオープニング宣言を行いました。ふじのくに芸術祭2012は、県民の皆さんの、作品発表・鑑賞の場として、2月23日から12月23日まで四季折々の催しが県内各地で開催されます。
富士山百人一句・富士山万葉集披露
富士山の文化的な価値の理解を深めていただくため、県が編纂した、古今の俳人による“富士山の俳句”を集めた「富士山百人一句」と、皆さんに創作していただいた“富士山の短歌”を集めた「富士山万葉集(巻一、二)」を披露しました。
当日は、富士宮市立大宮小学校の前田さんの詩吟と、下谷寿畝さんの尺八で、作品の一部を紹介していただきました。
講談「富士山物語」
過去幾度も大噴火を繰り返してきた富士山。特に、宝永の大噴火では土地も田畑も厚い火山灰に覆われてしまいました。
その宝永の大噴火から人々が力を合わせ、復興を果たすまでの道のりを題材とした「富士山物語」を、講談師の神田紫さんに語っていただきました。
富士山世界文化遺産フォーラム
富士山世界文化遺産フォーラムは、『「富士山の日」に世界遺産を語る~世界遺産条約採択40周年を迎えて』を演題とした、ユネスコ前事務局長の松浦晃一郎氏による基調講演で幕を開けました。
引き続き行われたパネルディスカッションでは、コーディネーターに東京大学副学長・富士山世界文化遺産二県学術委員会委員の西村幸夫氏を、パネリストに、ユネスコ前事務局長の松浦晃一郎氏、法政大学教授・弁護士の五十嵐敬喜氏、兵庫県立人と自然の博物館館長・富士山世界遺産センター(仮称)基本構想策定委員会委員の岩槻邦男氏のお三方を迎え、「富士山が世界文化遺産になる日~登録が実現するために残された課題」をテーマにお話いただきました。
「富士山の日イベント」参加者募集(終了)
参加者の募集は終了しました。多くの方からのお申し込みをいただき、ありがとうございました。
今年、3回目の「富士山の日」を迎えるにあたり、多くの県民の皆様に御参加いただき、「富士山の日」イベントを開催します。つきましては、下記申込方法により、ふるって御応募願います。
イベント概要※内容等は変更になる場合があります。
- 日時平成24年2月23日(木曜日)13時~17時30分
- 会場グランシップ中ホール「大地」
- 内容
(1)「富士山の日」記念式典
- 開会、知事挨拶、祝辞
- 富士山世界文化遺産両県県民会議の発足
- 富士山百人一句の披露
- 「ふじのくに芸術祭2012総合開会式」
- 関係者挨拶
- ミニコンサート
- 講談
- 講談師:神田紫
- 内容:富士山に因んだ講談
(2)富士山世界文化遺産フォーラム
- 開会、挨拶
- 基調講演松浦晃一郎(ユネスコ前事務局長)
- パネルディスカッション
- 松浦晃一郎(ユネスコ前事務局長)
- 五十嵐敬喜(法政大学教授、内閣官房参与)
- 岩槻邦男(東京大学名誉教授)
- 西村幸夫(東京大学教授、世界遺産二県学術委員)
申込方法
往復はがきに「住所」「氏名」「年齢」「電話番号」を記入の上(返信用にも「住所」「氏名」を記入すること)、静岡県文化・観光部総務企画課(富士山総合調整担当)までお申し込みください。
あて先
〒420-8601静岡市葵区追手町9番6号
静岡県文化・観光部総務企画課(富士山総合調整担当)
申込開始日
平成24年1月4日(水曜日)
定員
先着200名
このページに関するお問い合わせ
スポーツ・文化観光部文化局富士山世界遺産課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3746
ファクス番号:054-221-3757
sekai@pref.shizuoka.lg.jp