第8回伊豆文学賞 開催結果
第8回伊豆文学賞 受賞作品決定!
伊豆文学フェスティバルを題材にした文学作品を公募した第8回伊豆文学賞の審査会が1月12日(水曜)に行われ、受賞作品が次のとおり決定しました。
最優秀賞
月ヶ瀬
萩 真沙子
東京都文京区
優秀賞
曲師
志賀幸一
静岡県浜松市
優秀賞
ヴォーリズの石畳
鎌田雪里
埼玉県所沢市
佳作
母子草
杜村真理子
東京都中野区
佳作
埴輪の指跡
川崎正敏
静岡県静岡市
特別賞
若山牧水の山ざくらの歌と酒
伊藤正則
静岡県磐田市
最優秀賞受賞者プロフィール・伊豆文学賞、伊豆への思い
東京都在住、59才、お茶の水女子大学及び東京芸術大学卒。自宅にて音楽指導の後、多目的会場を運営する会社を設立し、取締役を務める。ポプラ社より『9歳のきみが家族を変えた』を上梓。子供の頃伊豆で育ち、現在も停年後の両親と兄夫婦が伊豆で暮らしている。年とともに伊豆がますます好きになる。
伊豆を題材にした作品を書きたかった。応募は3回目。審査委員の先生が魅力
受賞のコメント
大変うれしいです。審査委員の先生方に感謝します。
審査委員コメント
応募作品について
- 伊豆を舞台にした様々なアングルの作品が集まった。
- 地に足がついた、人生の重みを感じる作品が多かった。
最優秀賞受賞について
- 人間の生きた時間、人生が最もよく描けている。
審査委員
杉本苑子(第48回直木賞受賞) 平成14年度文化勲章受章
三木 卓(第69回芥川賞受賞)
村松友視(第87回直木賞受賞)
賞
最優秀賞 賞金 100万円、「伊豆半島滞在券」
優秀賞 賞金 20万円、記念品
佳作 賞金 5万円、記念品
表彰式
審査委員村松友視氏による文学講演会を同時開催
- 期日 平成17年3月5日(土曜)
- 会場 三島市民文化会館 ゆうゆうホール(小ホール)
- 内容
村松友視氏文学講演会 14時~15時
表彰式 15時15分~15時45分
募集結果
募集期間
平成16年4月8日~10月11日
応募総数
249件(前回より13件減)
部門別件数
小説209件、随筆28件、紀行文12件
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 | 90代 | 不詳 |
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9 |
16 |
41 |
39 |
52 |
55 |
30 |
6 |
0 |
1 |
居住地別件数
静岡県 | 東京都 | 神奈川県 | 愛知県 | 埼玉県 | その他府県 | 海外 |
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98 |
39 |
39 |
9 |
9 |
50 |
6 |
作品
※作品の一部を掲載しています。作品名をクリックするとページを表示できます。
- 第8回伊豆文学賞 最優秀賞「月ヶ瀬」
- 第8回伊豆文学賞 優秀賞「曲師」
- 第8回伊豆文学賞 優秀賞「ヴォーリズの石畳」
- 第8回伊豆文学賞 佳作「母子草」
- 第8回伊豆文学賞 佳作「埴輪の指跡」
- 第8回伊豆文学賞 特別賞「若山牧水の山ざくらの歌と酒」
第8回伊豆文学賞表彰式
- 期日/平成17年3月5日(日曜)
- 会場/三島市民文化会館ゆうゆうホール(小ホール)
- 内容/
村松友視氏文学講演会 14時~15時
表彰式 15時15分~15時45分
伊豆文学塾/村松友視氏文学講演の風景
演題「事実と小説のあいだ」
表彰式の風景
第8回伊豆文学賞優秀作品集『月ヶ瀬』出版
入賞作品6編を収めた作品集が、3月11日より静岡県内の主要書店にて販売されています。
- (「月ヶ瀬」は)全体に地味な印象の作品だが、登場人物の人生と彼らが生きた時間がよく書けている。(杉本苑子)
- 伊豆文学賞は今年も着実な歩みを見せている。最優秀作に選ばれた、萩真沙子さん「月ヶ瀬」には、そういうわたしをうなずかせるものがあった。(三木 卓)
- 小説らしい小説が最優秀賞に選ばれた。「月ヶ瀬」は主人公に気持ちがかさねられる作品というのが第一の印象だ。(村松友視)
審査委員選評より
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このページに関するお問い合わせ
スポーツ・文化観光部文化局文化政策課
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