第11回伊豆文学賞 受賞作品決定

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1044399  更新日 2023年1月11日

印刷大きな文字で印刷

伊豆を題材にした文学作品を公募した第11回伊豆文学賞の審査会が1月10日(木曜)に熱海市で行われ、受賞作品が次のとおり決定しました。なお、表彰式は3月8日(土曜)沼津市で行います。表彰式後、審査員による文学講演「伊豆文学塾」を併せて行います。
今回は、太田治子さんの「林芙美子の真実」です。

(表彰式・講演の案内は次のリンクをご覧ください)

1 審査結果

作品名 部門 氏名 居住地
最優秀賞 釣聖(ちょうせい) 小説 蒔田(まきた) 淳一(じゅんいち) 神奈川県海老名市
優秀賞 海師(うみし)の子 小説 水野(みずの) 次郎(じろう) 静岡県伊東市
優秀賞 餌食(えじき) 小説 中川(なかがわ) 将幸(まさゆき) 兵庫県尼崎市
佳作 野(の)に死(し)に真似(まね)の遊(あそ)びして 小説 阪野(さかの) 陽花(はるか) 静岡県浜松市
佳作 水(みず)湧(わ)き出(い)づる町(まち)で 小説 伊野里(いのざと) 健(けん) 千葉県白井市

2 最優秀賞受賞者コメント

受賞の知らせを聞いて

驚いています。審査員の先生、子浦のみなさんに感謝します。

伊豆文学賞応募の動機や伊豆とのかかわり

静岡市在住の姪の勧めで応募しました。
静岡出身、神奈川在住ということもあり、今までにも何度か、伊豆の東海岸、西海岸を旅行しています。

作品にこめた思い

寄るべき港を求め、訪れる者があり、去る者がある。けれども結局その港は、個々の人々の記憶のなかにあるのではないでしょうか。

3 審査員コメント

応募作品について

伊豆の海を舞台とした作品に良質なものが多かった。

最優秀賞受賞作品について

  • 剣豪小説として読める面白さがある。
  • 少女や釣宿の情景が生き生きと描かれている。

4 審査員

三木 卓(第69回芥川賞受賞)
村松 友視(第87回直木賞受賞)
嵐山 光三郎(第34回泉鏡花文学賞受賞)
太田 治子(第1回坪田譲治文学賞受賞)

5 賞

  • 最優秀賞 賞金 100万円、「伊豆半島滞在券」
  • 優秀賞 賞金 20万円、記念品
  • 佳作 賞金 5万円、記念品

6 募集結果

応募総数

214編(小説:173編、紀行文:14編、随筆:27編)

年代別応募数

10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 不詳

1

14

21

34

48

41

45

6

4

居住地別応募数

静岡県 愛知県 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 その他

109

4

35

18

9

6

33

7 第11回の特徴

  • 20代及び70代の応募者が増加した。
  • 歴史上著名な偉人や伊豆地域の教育や生活の向上のために尽力した人物を題材とする作品が増加した。

8 入賞作品のあらすじ

次のリンクをクリックすると「あらすじ」ページを表示できます。

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2252
ファクス番号:054-221-2827
arts@pref.shizuoka.lg.jp