自主防災組織の活動

1.わが家、わが街を守ろう

大地震が発生したとき、私たちの住む地域は、建物の倒壊、火災の発生、水道や消火設備・道路の損壊などの被害が広範囲にわたり及ぶことが考えられ、国や県、市町の対応だけではおのずと限界があります。
従って地域においては住民自身が自らの命を守り、地域を守るという姿勢が必要になってきます。

2.自主防災組織とは

出火防止、初期消火、被災者の救出・救護、避難などの防災活動を地域住民が個々に行うのには限界があります。そこで、地域住民が団結し組織的に行動することがどうしても必要になってきます。そのための地域住民の自主的な組織が「自主防災組織」です。静岡県内では、昭和49年の七夕豪雨災害後から育成に努め、現在はほぼ100％の組織率となっており、その活動の活性化が重要となっている。

3.普段からの備え

1. 防災について理解や協力を得る
2. 区域内の世帯台帳などの整備
3. 災害時の行動計画の作成
4. 地区内の危険な場所の確認
5. 防災資機材の整理
6. 防災訓練の実施

4.警戒宣言が発令されたら

1. 家庭への防災対策の呼びかけ
2. 防災資機材の点検
3. 情報の確認・伝達
4. 危険予想地域内では在住者の避難誘導・避難援助

5.地震が起きたら

1. 地域内の被害状況の確認・報告
2. 地震の二次災害を防止するための活動
3. 情報の確認・伝達
4. 危険発生時の避難誘導