家族の行動表をつくろう

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ページID1030197  更新日 2023年1月11日

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「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表されたとき、あなたとあなたの家族の行動は決まっていますか?どんな状況でそのときを迎えるかわかりません。事前に家族でいざという時の行動を話し合っておきましょう。

家族の行動表をつくる

「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表されたとき、あるいはこの情報に基づき避難情報が発令され事前避難が必要になった時、あなたの家族はどんな状態にあるのでしょう。家族全員が揃っているとは限りません。

イラスト:行動表を作る家族


次の点を確認してみてください。

  1. 平日の昼間に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表されました。家族はそれぞれの職場や学校に離れ離れになっています。その時、お子さんたちはお父さんの職場の電話番号を知っているでしょうか?お父さんは、娘さんの学校の電話番号とか、担任の先生の名前をご存知ですか?
    まず、家族の連絡先と連絡方法を家族みんなで共有しましょう。
  2. その時、自宅にいた家族が避難しました。そのとき、職場のお父さんは、娘さんを誰が迎えに行ってくれるかわかっていますか?おばあちゃんでしょうか?親戚でしょうか?
    奥さんが職場から戻るまで娘さんは学校にいたままになっているのでしょうか?
    家族の避難行動計画をみんなで共有しておきましょう。
  3. 家族がみんな揃っている時に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表され、事前避難のための避難情報が発令されました。迅速に避難行動をしなければなりません。
    その時、誰が何をすべきでしょうか?備蓄食料がどこにしまわれているか、非常持出品のリュックの中身は揃っているか、といったことを知っていることが迅速な行動に大きな影響を与えます。普段、地震対策の準備をすべて家族誰か一人に押し付けてはいませんか?
    我が家の地震対策はみんなでしなければなりません。迅速な行動のためには、普段からやっておくべきこと、避難する時に必要なことをリストアップしておいて、みんなで分担することが重要です。

県で作った役割分担行動表の例が「地震防災ガイドブック」にありますので参考にしてください。

家族に必要な情報や役割は、それぞれのご家庭で異なります。
また、避難する時の季節、曜日、時刻、天候も考えて、あなたとあなたの家族の避難行動について考えることが必要です。特に、避難場所を屋外に想定した場合、雨天の場合の対策を考えておかなければなりません。もちろん真冬の雨天日や風雪日はさらに深刻です。
このように考えて作成した行動表は、事前避難だけでなく、突然地震が発生した時にも、また普段からのわが家の防災対策を進めるのにも、大いに役立つことと思います。

このページに関するお問い合わせ

危機管理部危機情報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2644
ファクス番号:054-221-3252
boujou@pref.shizuoka.lg.jp