「門島地すべり(浜松市)」で日本地すべり学会中部支部の現地見学会・現地検討会を開催しました!
10 月1日(木曜日)~2日(金曜日)に、「門島地すべり(浜松市天竜区春野町)」で、日本地すべり学会中部支部主催による現地見学会・現地検討会が開催され、砂防課と浜松土木事務所が現場説明と講演を行いました。
本検討会は、今後の土砂災害対策の研究や土砂災害防止の技術力向上を目的として、大規模地すべりや対策工について研修・討議を行うものです。
(土屋静岡大学教授(地すべり学会会長)、林三重大学名誉教授(中部支部副支部長)他39名が参加)
1日の現地見学会は、あいにくの雨の中となりましたが、平成25年4月23日の大崩壊発生から2年5ヶ月が経過した現地で、当時の緊急対応や対策工の実施状況等を確認しました。
2日の現地検討会では、林三重大学名誉教授の講演に続き、「静岡県の土砂災害対策」や「門島地すべり」における県・コンサルタント・施工業者のそれぞれから、初期対応や調査・工事実施における貴重な体験談等により、意見交換を行いました。
現地検討会の概要(浜松総合庁舎にて)
- 「移動計測による地すべり性崩壊の発生予測法」(林三重大学名誉教授)
- 「静岡県の土砂災害対策について」(砂防課 砂防課長)
- 「門島地すべり災害の初期対応について」(浜松土木事務所天竜支局 工事課長)
- 「門島地すべりの発生から対策工検討について」(日本工営株式会社静岡営業所)
- 「門島地すべり災害関連工事の施工方法について」(ライト工業株式会社中部統括支店、株式会社日特)
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